レビトラの副作用・対処方法
そのため、当クリニックでは、2022年10月をもって「レビトラ錠」の取り扱いを終了しました
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レビトラの主な副作用
レビトラは副作用として、軽い「ほてり」「心悸亢進(動悸)」「頭痛」「めまい」などの症状が一時的に現れる可能性があります。
他にも、「鼻閉(鼻づまり)」「消化不良」「嘔気」といった症状が起こることもあります。
これらの副作用は、性行為の妨げにならない程度の軽度で一時的な症状なので、ご安心ください。
レビトラは、用法・用量を守って服用すれば安全性の高い薬で、特に重篤な副作用は認められていません。
副作用の多くは、有効成分バルデナフィルの血管拡張作用に伴う一時的なものです。
多くの方に現れる症状なので、レビトラの効果が効き始めた証拠だと思ってください。
心配な方は、一旦性行為を止めて、ゆっくり休むようにしましょう。
約4時間~5時間で症状が治まるようであれば、さほど気にする必要はありません。
ただし、長時間副作用の症状が治まらない、服用する度に特定の副作用が現れるなどの場合は、レビトラが体質に合っていない可能性があるので、医師に相談してください。
また、レビトラ服用後、約4時間以上性的刺激がないにも関わらず、強い勃起状態が治まらずに続く場合は、「持続勃起症」という副作用の可能性があります。
陰茎の血管や神経を損傷し、勃起機能を永続的に失う可能性があるので、すぐに医師に連絡してください。
診療時間外の場合は、救急外来を受診してください。
主な副作用:発生率
ほてり | 10.6% |
---|---|
心悸亢進(動悸) | 1%以上 |
頭痛 | 11.7% |
めまい | 1%以上 |
鼻閉(鼻づまり) | 1%以上 |
消化不良・嘔気 | 1%以上 |
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※発生率は、「 レビトラの添付文書 | バイエル薬品株式会社」から引用しています
レビトラに限らず、医薬品には何らかの副作用があります。
服用前には、必ず副作用の確認をしておきましょう。
ほてり
発生率:10.6%(10人中1人程度に発生)
レビトラの血管拡張作用によって、顔付近の血管(頬の毛細血管)が広がると、血流が増加し、「ほてり」として症状に現れることがあります。
外見的な問題として、お酒を飲んだ時のように顔が赤みをさすことがあるので、気になってしまう方がいるかもしれません。
お酒を飲むと顔が赤くなりやすい方は、顔のほてりを引き起こしやすい傾向があります。
血管拡張によるほてりの発生率は高いですが、副作用の中では比較的無害な症状です。
レビトラの効き目の終息とともに自然に治まるため、過度に心配する必要はありません。
レビトラの効果が現れてきた合図の目安として捉えておくと良いでしょう。
レビトラは、性的な刺激によって勃起を促す薬ですが、実はその作用の本質は血管拡張効果にあります。
レビトラの効果は、基本的には陰茎に限定して血管を拡張させるように働きますが、身体の他の部位にも血管拡張効果が発現してしまう場合があります。
それが顔に出た場合は、顔のほてりや紅潮という副作用になります。
ほてりによって、特に何らかの後遺症を残すような事例は確認されていないので、ご安心ください。
ちなみに、血管拡張によって血圧は下がります。
血圧が上がると勘違いしている方も多いので、低血圧の方は気を付けましょう。
心悸亢進(動悸)
発生率:1%以上(100人中1人以上に発生)
通常、自分の心臓の鼓動は感じられません。
しかし、レビトラの血管拡張作用が心臓に強く働き、普段より強く、速く鼓動すると、心臓の鼓動が自覚できる「心悸亢進(動悸)」として症状に現れることがあります。
不整脈の方や高齢者の方(65歳以上の方)は、動悸を引き起こしやすい傾向があります。
動悸は、心臓に疾患がない方でも起こり、心臓が強く脈打ったり、震えたり、激しく鼓動したり、脈が飛んでいるような感じがする症状です。
急激な強い心臓の鼓動は、不安や不快感を伴い、性行為に集中できず、結果的にレビトラの効果が弱く感じてしまことがあります。
また、急に動悸の症状が出て、「心臓が止まってしまうのでは?」と不安になる方がいますが、心配はありません。
動悸によって、特に何らかの後遺症を残すような事例は確認されていないので、ご安心ください。
頭痛
発生率:11.7%(10人中1人程度に発生)
レビトラの血管拡張作用が頭部や脳内で強く発現してしまうと、神経が刺激され、「頭痛」として症状に現れることがあります。
低血圧の方やお酒を飲むと頭痛が起こりやすい方は、頭痛を引き起こしやすい傾向があります。
頭痛は、ほてりの副作用よりも発生率は高いですが、基本的に軽度で一時的な症状です。
ほてりと同様に、レビトラの効き目の終息とともに自然に治まるため、過度に心配する必要はありません。
レビトラの効果が現れてきた合図の目安として捉えておくと良いでしょう。
しかし、あまりにひどく頭が痛むと性行為に集中できず、結果的にレビトラの効果が弱く感じてしまことがあります。
頭痛によって、特に何らかの後遺症を残すような事例は確認されていないので、ご安心ください。
めまい
発生率:1%以上(100人中1人以上に発生)
血管拡張によって血圧は下がるので、脳への血流量が減少し、脳が酸欠状態になると「めまい」として症状に現れることがあります。
低血圧の方や立ちくらみを起こしやすい方は、めまいを引き起こしやすい傾向があります。
立ち上がった時に、目の前が真っ暗になったり、歪んだ様に感じる立ちくらみも、低血圧によって脳の血流量が一時的に少なくなることで生じる症状です。
めまいによって、特に何らかの後遺症を残すような事例は確認されていないので、ご安心ください。
鼻閉(鼻づまり)
発生率:1%以上(100人中1人以上に発生)
レビトラの血管拡張作用によって、鼻の粘膜が充血し、膨らんだ粘膜が鼻腔を塞ぐことで「鼻閉(鼻づまり)」として症状に現れることがあります。
過度に鼻への血流が増加すると、粘膜が腫れて頑固な「鼻づまり」になったり、ごく稀に粘膜を損傷して出血を伴う「鼻出血」などの症状を引き起こすことがあります。
慢性的な鼻炎を患っている方は、鼻づまりを引き起こしやすい傾向があります。
レビトラなどの薬剤によって、鼻づまりする状態を「薬物性鼻炎」と呼びます。
レビトラの副作用によって引き起こされる鼻づまりは、基本的に前鼻漏、後鼻漏などの粘液を伴う症状ではありません。
ほてりと同様に、レビトラの効き目の終息とともに自然に治まるため、過度に心配する必要はありません。
鼻づまりによって、特に何らかの後遺症を残すような事例は確認されていないので、ご安心ください。
消化不良・嘔気
発生率:1%以上(100人中1人以上に発生)
レビトラの服用で胃腸機能が低下すると、食べた物の消化・吸収が悪くなり、「消化不良」「嘔気」として症状に現れることがあります。
胃腸などの消化器官が弱い方は、消化不良や嘔気を引き起こしやすい傾向があります。
レビトラは、陰茎海綿体の平滑筋を弛緩させ、陰茎内の血管を拡げて血流を増加させる作用によって、勃起を促す効果があります。
その際、ごく稀に陰茎海綿体の平滑筋以外の平滑筋も弛緩させてしまう場合があります。
平滑筋とは、自分の意志では動かすことのできない筋肉で、内臓(胃、小腸、大腸など)や血管の壁などに存在しています。
胃の消化物が食道に逆流しないように働いている平滑筋が弛緩すると、胃酸が逆流気味になり「消化不良」「嘔気」「腹痛」「胸やけ」「胃食道逆流症」といった症状が出ます。
その他にも、消化器官に及ぼす影響として、「下痢」「胃炎」「嘔吐」などの症状を引き起こすことがあります。
消化不良や嘔気によって、特に何らかの後遺症を残すような事例は確認されていないので、ご安心ください。
レビトラの副作用一覧
発生部位 | 発生率 1%以上 |
発生率 0.1%~1%未満 |
発生率 0.1%未満 |
発生率 発生頻度不明 |
---|---|---|---|---|
循環器 |
ほてり
、ほてり 顔が熱くなる状態。 心悸亢進
心悸亢進(しんきこうしん) 動悸のこと。 |
頻脈
、頻脈(ひんみゃく) 通常よりも脈が速くなり、心拍数が増加している状態。 高血圧
高血圧(こうけつあつ) 安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態。 |
失神
、失神(しっしん) 脳の血流が一時的に低下することで引き起こされる意識消失のこと。 低血圧
、低血圧(ていけつあつ) 安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも低い状態。 顔面浮腫
、顔面浮腫(がんめんふしゅ) 顔がむくんでいる状態。 心筋虚血
、心筋虚血(しんきんきょけつ) 冠動脈の血流が悪くなり、心臓の筋肉に血液が十分に行き渡らなくなる状態。 心筋梗塞
※¹心筋梗塞(しんきんこうそく) 心臓を動かす心筋に血液や酸素が届かなくなり、激しい胸の痛みなどに襲われる病気。 |
起立性低血圧
、起立性低血圧(きりつせいていけつあつ) 立っている時に血圧が下がる病気。 狭心症
狭心症(きょうしんしょう) 心臓周辺部の血管・冠動脈が細くなり、血液が流れにくくなる状態。 |
精神神経系 |
頭痛
、頭痛(ずつう) 頭部に感じる痛みで、表面的な痛みではない状態。 めまい
めまい 自分や周りがぐるぐる回る、ふわふわしている、気が遠くなりそうな感じ。 |
不眠症
、不眠症(ふみんしょう) 寝つきが悪い、眠りを維持できない、早く目が覚めるなど十分眠った感じがしない症状。 異常感覚
、異常感覚(いじょうかんかく) しびれ、じんじん、びりびりなどの感覚の低下やそれらが自発的にみられる感覚のこと。 傾眠
、傾眠(けいみん) うとうとしていて睡眠に陥りやすい状態。 眩暈
、眩暈(げんうん) 目がかすみ、目の前が暗くなったり、物が揺れ動いて見える状態。 感覚鈍麻
感覚鈍麻(かんかくどんま) 感覚がにぶくなる状態。 |
不安
、不安(ふあん) 心配に思ったり、恐怖を感じたりすること。 緊張亢進
、緊張亢進(きんちょうこうしん) 身体や精神の張り詰めた状態が高い度合まで進むこと。 一過性全健忘
一過性全健忘(いっかせいぜんけんぼう) 一時的に新たな記憶ができなくなる、または数時間前の記憶がなくなるなどの状態。 |
|
肝臓 |
肝機能検査異常
、肝機能検査異常(かんきのうけんさいじょう) 何らかの原因で肝臓に異常が発生し、肝細胞が壊されるため、血液検査で肝機能の異常値を示すこと。 γ-GTP上昇
γ-GTP上昇(がんまじーてぃーぴーじょうしょう) γグルタミルトランスペプチダーゼとも言う。 |
|||
呼吸器 |
鼻閉
鼻閉(びへい) 鼻孔(外鼻孔、後鼻孔)、または鼻腔が狭くなって鼻による呼吸ができない状態。 |
副鼻腔うっ血
、副鼻腔うっ血(ふくびくううっけつ) 鼻腔の周りにある副鼻腔の静脈の血が流れず、たまっている状態。 呼吸困難
、呼吸困難(こきゅうこんなん) 呼吸運動に努力を要し、困難を伴う状態。 鼻出血
鼻出血(びしゅっけつ) 鼻腔からの出血。 |
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筋・骨格系 |
背部痛
、背部痛(はいぶつう) 背中が痛む状態。 筋肉痛
筋肉痛(きんにくつう) 傷ついた筋繊維が回復過程で炎症を起こしている状態。 |
関節痛
、関節痛(かんせつつう) 関節の周辺が痛む状態。 関節炎が起こると関節痛を感じる。 頸部痛
頸部痛(けいぶつう) 頸(首)の周辺が痛む状態。 |
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皮膚 |
紅斑
、紅斑(こうはん) 皮膚の真皮層で炎症、血管拡張、充血などが起こり、皮膚に小さく膨らんだ赤色や紫色の斑点が多くできる病気。 発汗
、発汗(はっかん) 汗が出ること。 そう痒
、そう痒(そうよう) 発疹や湿疹などがないのにかゆみを生じる状態。 光線過敏性反応
、光線過敏性反応(こうせんかびんせいはんのう) 日光にさらされた部分の皮膚に赤みや炎症、かゆみを伴う発疹などが生じる。 発疹
発疹(ほっしん) 皮膚に現れる水疱、吹き出物など目で見て分かる皮膚の変化のこと。 |
|||
消化器 |
消化不良
、消化不良(しょうかふりょう) 胃腸の働き(胃腸の運動、胃酸)が低下し、消化・吸収されにくい状態。 嘔気
嘔気(おうき) 吐き気のこと。 |
腹痛
、腹痛(ふくつう) 「お腹が痛い」状態の総称。 口内乾燥
、口内乾燥(こうないかんそう) 口やのどが渇いて水分を取りたくなる状態。 下痢
、下痢(げり) 液状、または液状に近い糞便を排泄すること。 胃炎
、胃炎(いえん) 胃の粘膜で炎症が起きた状態。 嘔吐
、嘔吐(おうと) 胃の内容物が食道、口腔を逆流して排出されること。 胃食道逆流
胃食道逆流(いしょくどうぎゃくりゅう) 胃の内容物が食道や咽頭へ逆流すること。 |
嚥下障害
、嚥下障害(えんげしょうがい) 飲食物をうまく飲み込めなかったり、誤って気管に入った物を吐き出せなくなったりすること。 食道炎
食道炎(しょくどうえん) 食道の粘膜に炎症を引き起こす病気。 |
|
感覚器 |
視覚異常
、視覚異常(しかくいじょう) 視覚の機能である光感覚、色感覚、奥行知覚 (立体視) 、運動知覚 (運動視) などに異常がみられる状態。 結膜炎
、結膜炎(けつまくえん) 白目とまぶたの裏側を覆っている半透明な膜(結膜)が炎症を起こした状態。 霧視
、霧視(むし) 視界が全体的にかすんで見えること。 羞明
、羞明(しゅうめい) 強い光などを受けた際に、不快感や目の痛みなどが生じること。 彩視症
、彩視症(さいししょう) 健康な人には見えない色が見えたり、見えるように思える。 眼痛
、眼痛(がんつう) 目が痛む状態。 耳鳴
、耳鳴(じめい) 耳鳴りのこと。 流涙
流涙(りゅうるい) 涙が流れ出る状態。 |
緑内障
緑内障(りょくないしょう) 視神経が損傷を受け、進行性で回復不能の視力喪失を起こすことがある病気。 |
||
その他 |
CK上昇
、CK上昇(しーけーじょうしょう) クレアチンフォスフォキナーゼ:CPKとも言う。 灼熱感
、灼熱感(しゃくねつかん) 全身、または炎症のある局所に感じられる、熱っぽい感じ。 無力症
、無力症(むりょくしょう) 疲れやすい、易疲労性を示す病気。 胸痛
、胸痛(きょうつう) 胸部が痛くなる状態。 異常感
、異常感(いじょうかん) 表現し難い複雑な状態。 勃起増強(勃起時疼痛等)
勃起増強(勃起時疼痛等)(ぼっきぞうきょう(ぼっきじとうつうとう)) 勃起が増強されることで、勃起時にずきずきとうずき痛む状態。 |
インフルエンザ症候群
、インフルエンザ症候群(いんふるえんざしょうこうぐん) インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症。 射精障害
、射精障害(しゃせいしょうがい) 勃起に問題はないが、正常な射精が行えない症状。 アナフィラキシー反応
、アナフィラキシー反応(あなふぃらきしーはんのう) 急に発症し、急激に全身の状態に何らかの変化をきたす。 持続勃起
持続勃起(じぞくぼっき) 陰茎破直症とも言う。 |
※¹因果関係は明らかではありませんが、レビトラ服用後に心筋梗塞を発症したとの報告があります
※副作用一覧は、「レビトラの添付文書 | バイエル薬品株式会社」より引用しています
レビトラの副作用が起きた場合の対処方法
レビトラは、安全性の高いED治療薬ですが、副作用は誰にでも起こる可能性があります。
基本的には、医師に相談するのが一番ですが、副作用が起きてしまった場合の対処方法について知っておくと、いざという時に役に立ちます。
間違った対処方法で、副作用を悪化させないためにも、正しい知識を身につけ、適切な対処ができるようにしましょう。
主な副作用の対処方法
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副作用の症状は軽度で、一時的な症状が多いですが、重篤な副作用を絶対に起こさないとは言い切れません。
パートナーやご家族の方などには、レビトラを服用していることを伝えておきましょう。
重篤な副作用を引き起こした際に重要になります。
レビトラの服用中に心臓発作などを引き起こし、救急搬送された場合は、救急救命士や医師にレビトラを服用していることをお伝えください。
応急処置や治療の際に使用可能な薬剤がレビトラを服用しているかどうかで異なる場合があります。
レビトラの併用禁忌薬を応急処置や治療の際に使用してしまうと、ショックによってさらに命の危険を招く可能性があります。
本人の意識がなくなってしまった場合は、レビトラ服用の旨を救急救命士や医師に伝えることができないかもしれません。
そのような時のため、恥ずかしいかもしれませんが、念のためパートナーやご家族の方などに伝えておくことをおすすめします。
ほてりの対処方法
血管拡張によるほてりの発生率は高めですが、副作用の中では比較的無害な症状なので、過度に気にする必要はありません。
それでも気になる方は、以下の方法を試してみましょう。
ほてりが起きた場合は、周囲の環境設定から対処すると良いでしょう。
室温や湿度、寝具などを調節して身体や患部を冷やすと症状が和らぐことがあります。
ほてりなどの副作用が起こりやすい方は、レビトラの服用用量を減らすことも対策として効果的です。
用量が減れば、ほてりや紅潮の発生頻度や強さが減少する可能性があります。
用量を減らせば、勃起促進効果も減少するので、効き目と副作用をどこまで許容するのか、そのバランスが重要なポイントです。
単純にレビトラの効果が切れるのを待つのも対処方法の1つです。
レビトラの効き目がなくなれば、副作用も自然に消失するはずです。
また、顔がほてることで顔が赤くなって恥ずかしいという方は、早々に部屋を暗くしてしまえば、顔を見られる事はないので、気にならなくなると思われます。
心悸亢進(動悸)の対処方法
心悸亢進(動悸)が起きた場合は、意識的な深い腹式呼吸を行ってみると良いでしょう。
ゆっくり大きく鼻から息を吸い、お腹に空気をいれるように膨らませ、ゆっくりと吸った空気を吐き出してお腹をへこませます。
呼吸を整え、リラックスすることで症状が和らぐ可能性があります。
動悸などの副作用が起こりやすい方は、レビトラの服用用量を減らすことも対策として効果的です。
用量が減れば、動悸の発生頻度や強さが減少する可能性があります。
用量を減らせば、勃起促進効果も減少するので、効き目と副作用をどこまで許容するのか、そのバランスが重要なポイントです。
もし、動悸が長引く場合は、心臓に負担がかかっている合図である可能性もあるので、必ず一旦性行為を止め、休憩しましょう。
症状が治まり始めたときに性行為を再開すると良いでしょう。
単純にレビトラの効果が切れるのを待つのも対処方法の1つです。
レビトラの効き目がなくなれば、副作用も自然に消失するはずです。
頭痛の対処方法
頭痛が起きた場合は、頭の患部を冷やすと症状が和らぐことがあります。
頭痛などの副作用が起こりやすい方は、レビトラの服用用量を減らすことも対策として効果的です。
用量が減れば、頭痛の発生頻度や強さが減少する可能性があります。
用量を減らせば、勃起促進効果も減少するので、効き目と副作用をどこまで許容するのか、そのバランスが重要なポイントです。
もし、頭痛が長引く場合は、一旦性行為を止め、休憩しましょう。
症状が治まり始めたときに性行為を再開すると良いでしょう。
単純にレビトラの効果が切れるのを待つのも対処方法の1つです。
レビトラの効き目がなくなれば、副作用も自然に消失するはずです。
他にも、レビトラの副作用で頭痛の症状が出た場合は、解熱鎮痛薬(痛み止め)を使用して痛みを和らげることが可能です。
レビトラの併用禁忌薬に該当する成分は、解熱鎮痛薬の成分には含まれていないので、問題なく併用できます。
ただし、レビトラは空腹時に服用することで効果を発揮する薬なのに対して、解熱鎮痛薬は人によって胃粘膜を荒らすなどの副作用があるので、空腹時での服用は避けるべき薬です。
なので、胃腸が弱い方は、さらに胃薬と一緒に服用すると良いでしょう。
胃薬の成分もまた、レビトラの併用禁忌薬に該当する成分は含まれていないので、問題なく併用できます。
当クリニックでは、解熱鎮痛薬(カロナール錠)や胃薬(アシノン錠)をそれぞれ1錠100円(税込)にて処方いたしますので、お気軽にご相談ください。
処方価格
解熱鎮痛薬(カロナール錠) | 1錠 100円 |
---|---|
胃薬(アシノン錠) | 1錠 100円 |
※料金や価格は全て消費税込みの表示となっております
※解熱鎮痛薬や胃薬のみでの処方は行っておりません
「ロキソニンS」「バファリンA」「イブA錠」などの市販の頭痛薬も頭痛を和らげるのに有効で、レビトラと併用することが可能です。
レビトラの併用禁忌薬に該当する成分は、市販の頭痛薬の成分にも含まれていないので、問題なく併用できます。
ドラックストアなどで購入し、試してみると良いでしょう。
めまいの対処方法
めまいが起きた場合は、光の刺激を受けないように暗い部屋や日陰で自分が楽だと感じる体勢や横になり安静にすると症状が和らぐことがあります。
その際、慌てずに深呼吸して、気持ちを落ち着かせましょう。
また、ベルトやネクタイ、衣服など体を締め付けているものを緩めるのも効果的です。
めまいなどの副作用が起こりやすい方は、レビトラの服用用量を減らすことも対策として効果的です。
用量が減れば、めまいなどの発生頻度が減少する可能性があります。
用量を減らせば、勃起促進効果も減少するので、効き目と副作用をどこまで許容するのか、そのバランスが重要なポイントです。
もし、めまいなどの症状が長引く場合は、一旦性行為を止め、休憩しましょう。
症状が治まり始めたときに性行為を再開すると良いでしょう。
単純にレビトラの効果が切れるのを待つのも対処方法の1つです。
レビトラの効き目がなくなれば、副作用も自然に消失するはずです。
鼻閉(鼻づまり)の対処方法
鼻づまりが起きた場合は、加湿器で鼻腔の乾燥を防いだり、鼻の患部を冷たいタオルなどで冷やすと症状が和らぐことがあります。
また、身体の上体を起こしてなるべく血流が頭部に回らないようにしましょう。
腋の下を体操やマッサージで刺激することも有効です。
体操やマッサージによって腋の下の交感神経が刺激されると、鼻甲介の血管が収縮し、一時的に鼻の穴が開くことがあります。
鼻づまりなどの副作用が起こりやすい方は、レビトラの服用用量を減らすことも対策として効果的です。
用量が減れば、鼻づまりなどの発生頻度や強さが減少する可能性があります。
用量を減らせば、勃起促進効果も減少するので、効き目と副作用をどこまで許容するのか、そのバランスが重要なポイントです。
もし、鼻づまりなどの症状が長引く場合は、一旦性行為を止め、休憩しましょう。
症状が治まり始めたときに性行為を再開すると良いでしょう。
単純にレビトラの効果が切れるのを待つのも対処方法の1つです。
レビトラの効き目がなくなれば、副作用も自然に消失するはずです。
他にも、レビトラの副作用で鼻づまりなどの症状が出た場合は、点鼻薬を使用して症状を和らげることが可能です。
「ナザール」などの市販の点鼻薬も鼻づまりを和らげるのに有効で、レビトラと併用することが可能です。
レビトラの併用禁忌薬に該当する成分は、市販の点鼻薬の成分には含まれていないので、問題なく併用できます。
ドラックストアなどで購入し、試してみると良いでしょう。
消化不良・嘔気の対処方法
消化不良や嘔気などが起きた場合は、悪化して下痢などにつながらないように、身体やお腹を冷やさないように注意しましょう。
温かい体温を保てば、全身の血流が良くなり、胃腸の血流も増えます。
胃腸の血流を改善し、胃腸の働きを正常に保つことで症状が和らぐことがあります。
また、お腹を冷やさないために、レビトラを服用する際は、冷たい水ではなく、ぬるま湯で服用すると良いでしょう。
消化不良や嘔気などの副作用が起こりやすい方は、レビトラの服用用量を減らすことも対策として効果的です。
用量が減れば、消化不良や嘔気などの発生頻度や強さが減少する可能性があります。
用量を減らせば、勃起促進効果も減少するので、効き目と副作用をどこまで許容するのか、そのバランスが重要なポイントです。
もし、消化不良や嘔気などの症状が長引く場合は、一旦性行為を止め、休憩しましょう。
症状が治まり始めたときに性行為を再開すると良いでしょう。
単純にレビトラの効果が切れるのを待つのも対処方法の1つです。
レビトラの効き目がなくなれば、副作用も自然に消失するはずです。
他にも、レビトラの副作用で消化不良や嘔気などの症状が出た場合は、胃薬を使用して症状を和らげることが可能です。
レビトラの併用禁忌薬に該当する成分は、胃薬の成分には含まれていないので、問題なく併用できます。
当クリニックでは、胃薬(アシノン錠)を1錠100円(税込)にて処方いたしますので、お気軽にご相談ください。
処方価格
胃薬(アシノン錠) | 1錠 100円 |
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※料金や価格は全て消費税込みの表示となっております
※胃薬のみでの処方は行っておりません
「ガスター10」「太田胃散」「大正漢方胃腸薬」などの市販の胃薬も消化不良や嘔気などを和らげるのに有効で、レビトラと併用することが可能です。
レビトラの併用禁忌薬に該当する成分は、市販の胃薬の成分にも含まれていないので、問題なく併用できます。
ドラックストアなどで購入し、試してみると良いでしょう。
とにかく医師に相談する
レビトラは、全身に様々な副作用が発現する可能性のあるED治療薬です。
身体に何らかの異変が起きたら、使用を中止して医師に服用を継続して良いか相談するのが一番正しい選択です。
副作用についてわからないことなどがあれば当クリニックの医師にご相談ください。
レビトラが体質に合わなければ、別のED治療薬をご提案することが可能です。
レビトラは、特定の疾患を抱える方や併用する薬剤の内容によっては、服用・処方を禁止される場合があります。
服用を開始する前に、自分で禁忌事項に当てはまっていないか確認し、医師に判断してもらうことが大切です。
レビトラの服用を検討している場合は、安全に服用できるか医師に相談してみましょう。
レビトラの副作用による死亡例はある?
海外、および日本国内において、レビトラが原因と思われる死亡事故が多数報告されています。
ただし、これはあくまでもレビトラを間違った方法で使用してしまったことなどによるものです。
特に、併用禁忌薬であるニトログリセリンなどの硝酸剤とレビトラを併用したことによる死亡事故が最も多い事例として確認されています。
レビトラを間違った方法で使用し、死に至る原因は、主に心筋梗塞や脳梗塞などです。
主な死因
- 冠状動脈性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
- 脳卒中(脳梗塞・脳出血)
- 不明
「硝酸剤」併用による死亡例
2003年のレビトラ発売当初から、レビトラと硝酸剤の併用によって死亡するケースが報告されています。
硝酸剤は、ニトログリセリンで知られる狭心症や心筋梗塞などの治療薬で、レビトラ同様、血管を拡張させ、血圧を下げる作用があります。
レビトラと併用すると降圧作用が二重で働き、血圧が下がり過ぎてしまい、死に至ることがあるのです。
硝酸剤を狭心症治療などのため服用している方は、レビトラを服用することはできません。
また、硝酸剤は、経口服用の飲み薬だけに限らず、塗り薬、貼り薬、吸入薬、スプレー、注射などに含まれていることもあるので、注意が必要です。
硝酸剤以外にも併用すると危険な薬剤があるので、日常的に薬の服用をしている方は確認しておきましょう。
ロシア人男性の死亡例
レビトラの服用による死亡例ではありませんが、同じED治療薬のバイアグラの服用による死亡例があります。
2009年には、バイアグラの大量摂取によって、心臓発作で死亡したケースが報告されています。
28歳のロシア人男性が女性2人と「12時間、休みなく性行為ができるか」という賭けを3,000ポンド(当時のレートで約42万円)で行い、その女性2人と「12時間耐久セックス」を行っていたそうです。
ロシア人男性は、性行為を長時間続けるためにバイアグラを短時間で大量に摂取していました。
その結果、賭けには勝つことができたものの、心臓発作で死亡してしまったのです。
バイアグラを短時間で大量に摂取すれば、有効成分シルデナフィルの作用が効きすぎて血圧が急激に下がり、心臓や血管などに負担をかけることになります。
結果として、ロシア人男性が死亡した様に、心臓発作で死に至る可能性があります。
今回のケースは、副作用というよりは、誤った服用方法による死亡例ととらえたほうが良いでしょう。
バイアグラ同様、レビトラも大量摂取してしまえば、死に至る可能性があります。
どのような薬でも、決められた用法や用量を守らず、飲みすぎては絶対にいけません。
オランダ人妊婦の新生児の死亡例
こちらもレビトラの服用による死亡例ではありませんが、同じED治療薬のバイアグラの服用による死亡例になります。
2018年には、バイアグラの臨床試験において新生児11人が死亡したケースが報告されています。
オランダにある、アムステルダム大学付属病院は10の病院と共同で、胎児が子宮内で正常に発育していない妊婦を助けるため、バイアグラの使用を模索する研究や臨床試験を進めていました。
バイアグラには、血管を拡張させる作用があるため、妊婦が服用することで胎盤への血流を促進し、子宮内で発育が遅れている胎児の成長を活性化させる可能性があると医師や科学者は考えていたからです。
結果として、この臨床試験で、バイアグラを服用していた妊婦93人の内、新生児19人が死亡してしまいました。
新生児19人の内、11人はバイアグラとの関連が疑われる肺高血圧症の1種が原因で死亡したと考えられています。
妊婦にバイアグラの使用を模索する研究は、臨床試験で新生児11人の死亡を受け、中止となっています。
バイアグラ同様、レビトラも妊婦が摂取すると、胎児が死に至る可能性があるので注意しましょう。
偽造ED治療薬による死亡例
正規のレビトラの副作用による死亡例ではありませんが、海外や国内において、レビトラなどの偽造ED治療薬の服用で死亡したケースや重篤な健康被害が報告されています。
2008年には、シンガポールで偽造ED治療薬の服用による死亡例や低血糖によって昏睡に陥る事例が確認されています。
また、2011年、日本国内の奈良県において、呼吸困難などで病院に搬送され死亡に至った男性の衣服から、偽造ED治療薬が見つかった事例や偽造ED治療薬を服用した男性が意識障害を起こし、病院に搬送されるという事例も確認されています。
非正規ルート(病院やクリニックなどで処方される以外)で入手したレビトラは、偽物や偽造品の可能性が高く、思わぬ健康被害などが予想されます。
日本国内では、レビトラは医師の処方が必要な処方箋医薬品に指定されています。
海外製のレビトラなどのED治療薬を個人輸入で購入して、使用するのは注意が必要です。
レビトラの副作用のよくある誤解
レビトラが発売してから18年以上も経っているにも関わらず、その副作用について様々な誤解をしている方が多くいます。
レビトラの副作用を間違って認識していないか、今一度確認してみましょう。
心臓に負担をかけることはない
レビトラが直接心臓に負担をかけることはありません。
レビトラの服用の有無よりも、高齢者や高血圧、糖尿病などの疾患を抱えている方が、性行為という運動や刺激により、心臓に負担をかけることがあります。
性行為は、ある意味運動なので、無理をして頑張りすぎると血圧が上昇し、心臓に負担がかかります。
レビトラを服用後、勃起力が向上したことでテンションが上がり、いつもより性行為が激しくなり、心臓への過度の負担が原因で心筋梗塞を引き起こし、突然死することがあります。
そういった腹上死の話が誤解され伝わり、「レビトラを服用すると心臓に負担をかける」という話につながったと考えられます。
心臓に何らかの問題がある状態で服用したり、併用禁忌薬の硝酸剤などと併用しなければ、レビトラを服用しても心臓に負担がかかることはありません。
視力低下・失明(視力喪失)することはない
レビトラを服用することで、副作用として一時的に視力感覚に障害が発生することがあっても、永続的な視力低下や失明(視力喪失)の危険性はありません。
レビトラの副作用で、視力低下や失明するという誤解は、禁忌に指定される網膜色素変性症という病気があるからだと思われます。
網膜色素変性症とは、網膜視細胞に異常が発生する病気で、夜盲症ではじまり、視野狭窄や色覚異常、視力低下が進行し、いずれ失明に至る両眼性、かつ遺伝性の網膜疾患です。
網膜色素変性症の方の網膜視細胞には、ホスホジエステラーゼ6(PDE6)という酵素のβサブユニット遺伝子に異常がみられます。
PDE5阻害薬(レビトラなどのED治療薬)を服用すると、陰茎の海綿体にあるPDE5に対する阻害作用の約10分の1の効力で、PDE6に影響を及ぼし、視力低下や失明する可能性があります。
なので、網膜色素変性症の方は残念ながら、レビトラなどのED治療薬の服用はできません。
「網膜色素変性症の方がレビトラを服用すると視力低下や失明する」という話が「レビトラを服用すると視力低下や失明する」に変わって伝わった可能性があります。
また、海外においてレビトラなどのED治療薬を服用後、稀に視力低下や失明の原因となりうるNAION(Non-Arteritic Ischemic Optic Neuropathy:非動脈炎性前部虚血性視神経症)の発症報告がされていることも視力低下や失明するという誤解を招いています。
現在、視力低下や失明した方は、NAIONの危険因子(年齢50歳以上、高血圧、糖尿病、冠動脈障害、高脂血症、喫煙など)を持っており、動脈硬化を原因とする血管障害が病因と考えられています。
使いすぎによる薬剤耐性・依存性・中毒性はない
レビトラは、薬剤耐性が生じて効果が減弱することはありません。
薬剤耐性とは、身体が薬剤の効果になれてしまい、抵抗性を持ち、薬剤が効かない、または効きにくくなることです。
長期間レビトラを服用し、効果が薄れてきたと感じるのであれば、何らかの原因が存在します。
体長が悪い時や精神的なストレス、プレッシャーなどを抱えている時にレビトラを服用してもあまり効果を実感できない場合があります。
レビトラの服用に慣れて飲み方が雑になり、効果を最大限発揮できる条件を整え忘れてしまっている可能性もあります
食後すぐに服用してしまったり、服用間隔を24時間以上空けずに飲み続けてしまえば、レビトラの効果は薄れてしまいます。
また、レビトラには、アルコールやニコチンの様に、精神的にも身体的にも依存性や中毒性はありません。
ただ、その圧倒的な効果によって、性行為前にレビトラを頼りがちになってしまう可能性はあります。
決してレビトラに依存性や中毒性があるわけではないので、ご安心ください。
精子・妊娠に影響はない
男性がレビトラを服用しても精子やその後の妊娠・胎児に与える悪影響はありません。
レビトラの有効成分バルデナフィルが精子の質(運動性能、形態、精子濃度、精子数など)に与える影響はごくわずかだからです。
むしろ、レビトラなどのED治療薬は、妊活に有効で、人工授精ではなく、自然な形での妊娠を望む方に広く使用されています。
レビトラを服用しても精子に影響はないので、性行為を行ったパートナーの身体にも悪影響を及ぼすことはありません。
妊娠・胎児への悪影響はないので、安心して子作りのためにレビトラを服用してください。
ただし、妊娠に影響がないのは、男性がレビトラを服用した場合のみです。
妊娠中、または妊娠予定の女性がレビトラを服用すると前述の様な死亡事故につながる恐れがあるので、絶対に服用しないようにしましょう。
また、レビトラ服用後、射精時に血が混じり、赤くなること(血精液症)がありますが、過度に心配しないでください。
レビトラには、血管拡張作用があるので、射精時の精子通過経路などが軽い炎症を起こし、出血してしまうことがあります。
射精量や射精に伴う器官(精嚢や前立腺、尿道)に影響はないはずですが、血精液症や痛みが続く場合は、腫瘍や結石などの疑いがあるので、医師に相談しましょう。