早漏治療
取り扱い早漏治療薬
プリリジージェネリック
プリリジーよりも安価な早漏治療薬をお探しの方は、プリリジーの後発医薬品(ジェネリック医薬品)をご検討ください。
早漏(PE)とは?
早漏は、英語で「Premature Ejaculation」と表記され、「早漏症」を意味し、医療現場では「PE」と省略されることがあります。
男性の射精障害のひとつです。
主に膣内射精潜時(膣内にペニスを挿入してから射精までの時間)が短く、射精のコントロールができないことで本人やパートナーが精神的な苦痛を感じることを指します。
早漏の定義
早漏にはいくつかの定義があります。
2008年5月にアメリカのフロリダ州オーランドで開催された、第103回米国泌尿器科学会年次総会にて、PE(Premature Ejaculation:早漏症)は以下のように定義されています。
早漏の定義:「毎回」、または「ほぼ毎回」、「女性器への挿入後、1分以内に射精」、もしくは「挿入前に射精」してしまうこと
しかし、実際には、女性器への挿入後、1分以上射精を我慢できても、早漏と判断できる場合もあるので、「○分以内に射精」と時間で一概に定義するのは難しいでしょう。
例えば、挿入から3分間射精を我慢できても、パートナーが「もっと長く挿入してもらいたい」と思っていて、本人も「射精までの時間をもっと長くしたい」と悩んでいるなら、医学的には早漏と判断されなくても、「早漏」とみなされます。
早漏の状態(レベル)と症状
早漏の状態(レベル)によって、軽度、中等度、重度の3段階に分けることができます。
軽度の早漏
女性器に挿入後、ピストン運動を開始して、ぎりぎり1分間射精を我慢できる状態は、軽度の早漏と言えるでしょう。
性交は可能な状態です。
挿入時間が1分以上でも、意図しない射精の場合は、早漏に該当することもあります。
治療では、3分以上の挿入継続を目指すことになります。
中等度の早漏
主に、女性器に挿入後、数回のピストン運動で射精してしまう状態は、中等度の早漏と言えるでしょう。
性交はぎりぎり可能な状態です。
治療では、1分以上の挿入継続を目指すことになります。
重度の早漏
陰茎表面の刺激だけで女性器に挿入する前に射精してしまう状態は、重度の早漏と言えるでしょう。
性交が不可能な状態です。
陰茎表面の刺激がなくても、射精してしまう場合もあります。
治療では、まず、女性器の挿入まで射精を我慢することを目指すことになります。
早漏の患者数
早漏を発症してしまう男性の数は、年々増加傾向にあると言われています。
日本国内の早漏患者数は、約1,300万人以上と推定されており、男性の約3.5人に1人は早漏で悩んでいることになります。
当クリニックにおいても、開業当時の2010年頃に比べますと、早漏治療の目的でご来院される患者様の数は年々増加しています。
同時に、患者様の年齢層の構成も変化してきており、20代~30代の若年層でも早漏で悩み、ご来院される患者様が確実に増加してきています。
今後もこの傾向は続き、早漏治療の目的でご来院される患者様の数は間違いなく増えるでしょう。
また、ED患者の多くは早漏にも悩んでる場合が多く、ED患者の3分の1が早漏と合併しているとも言われています。
逆に言えば、早漏患者は早漏だけでなく、EDを発症している可能性があるということです。
早漏の原因と種類
早漏の原因は大きく分けて4つに分類されます。
人によって様々な原因が考えられ、その原因の種類によって治療方法が異なります。
早漏の主な原因
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心因性早漏
「心因性早漏」とは、何らかの精神的な要因(ストレスや緊張)で、すぐに射精してしまう早漏のことです。
過去の性行為の失敗経験や女性に馬鹿にされたり、笑われたトラウマなどの性行為に対する不安や緊張、恐怖心が心因性早漏の原因となります。
性行為で早く射精してしまった経験が記憶に残り、「次も早く射精してしまうのではないか」という不安が、交感神経を活発に働かせることがあります。
交感神経が活発になると射精しやすくなるので、それが心因性早漏に繋がります。
仕事や人間関係などのストレスでも交感神経は活発に働くので、同じように心因性早漏になることがあります。
また、陰茎が包茎であったり、短小陰茎などの身体的コンプレックスも精神的な要因となり、結果として早漏に繋がる場合もあります。
性行為の経験が増えてきたり、仕事などのストレスが増える、20代~40代の年齢層に多く見られます。
心因性早漏の根本的な治療は、精神的な原因を解決することです。
早漏治療薬を服用することによって、徐々に自信を取り戻し、最終的には早漏治療薬を服用しなくても精神的に安定した状態になれば解決する場合もあります。
過敏性早漏
「過敏性早漏」とは、陰茎やその周辺の皮膚の神経が敏感で、少しの刺激だけでもすぐに射精してしまう早漏のことです。
仮性包茎などで亀頭が普段刺激になれていない方も性交時に亀頭に触られただけですぐに射精してしまうことがあります。
過敏性早漏は、勃起力や性欲が強く、健康的な方でもなりやすく、10代~20代の若年層に多く見られます。
過敏性早漏の治療は、早漏治療薬の服用が効果的です。
また、対症療法になりますが、厚手の早漏防止コンドームを使うと陰茎への刺激が減るので、早漏の改善(コンドーム装着時のみ)が期待できます。
衰弱性早漏
「衰弱性早漏」とは、年齢を重ねることにより筋力が衰え、射精を我慢できなくなる早漏のことです。
加齢により、男性ホルモンの一種であるテストステロンの量が低下し、射精をコントロールする(我慢する)筋力が衰え、射精しやすくなってしまいます。
また、筋力の低下は射精の勢いも弱めてしまいます。
衰弱性早漏は、男性ホルモン(テストステロン)の分泌量が低下してくる、40代以降の中高年層に多く見られます。
衰弱性早漏の治療も、早漏治療薬の服用が効果的です。
また、射精をコントロールする骨盤底筋(PC筋)を鍛えるトレーニングでも、一定の効果が期待できます。
ED(勃起不全)性早漏
「ED(勃起不全)性早漏」とは、EDを発症し、勃起時に陰茎の硬さが低下することで刺激が強まり、射精に繋がってしまいやすくなる早漏のことです。
また、EDの方は勃起を十分に維持できる時間が短いために、射精するために強めに刺激しようとする傾向があります。
さらに、勃起自体を維持するためには強い刺激が必要であるため、結果として射精にかかる時間が短くなってしまうと考えられます。
ED性早漏は、ED疾患の有無次第で、どの年齢層でも発症することがあります。
治療の際は、まず当クリニックの医師に症状を相談してみてください。
早漏の治療方法
早漏の治療方法は、大きく分けて「薬物治療」「外科治療」「行動療法」の3種類があります。
最も一般的な早漏の治療方法は、「早漏治療薬の服用(薬物治療)」で、約70%以上の方が回復すると言われています。
当クリニックでは、プリリジーをはじめとする早漏治療薬による治療のみ行っています。
多くの場合は、早漏治療薬の服用で改善が見られることがほとんどです。
「プリリジー」「ポゼット(プリリジージェネリック)」の早漏治療薬を取り扱っています。
早漏治療薬は患者様との相性などがあるので、医師が診察の中で最適な早漏治療薬をご提案させていただきます。
当クリニックは、早漏で悩んでいるすべての男性のお役に立ちたいと考えています。
充実した医療体制で患者様をお迎えするのはもちろん、早漏のメカニズム、早漏治療薬の効果、副作用など早漏治療に関する正しい情報を知っていただき、不安を取り除くためにできることを全力で取り組みます。
患者様のお気持ちを第一に考え、良心的で納得のいく早漏治療をご提供いたします。
ED治療薬も効果的
早漏治療には、バイアグラなどのED治療薬の服用も効果的とされています。
ED治療薬の適応症に早漏は含まれていませんが、ED治療薬を服用すると勃起時に硬さが強くなります。
陰茎は、硬くなればなるほど刺激に強くなるので、個人差はありますが、射精までの時間を延長させることが期待できます。
早漏治療を検討している方は、早漏治療薬以外にもED治療薬の服用もご検討ください。
早漏以外の射精障害
早漏以外にも射精に関する疾患が存在します。
男性の妊活(子作り)の際に悪影響を及ぼす可能性もあるので、参考までに覚えておきましょう。
遅漏
遅漏とは、早漏と真逆の症状で、射精が自分の意思に反して時間がかかったり、射精そのものができない症状のことです。
主に、陰茎の性感度が低く、オーガズムに達しにくいことが原因と考えられています。
また、不適切なマスターベーション(自慰行為)が原因で遅漏になることもあります。
不適切なマスターベーションには、陰茎を握る力が強すぎたり、うつ伏せ状態で床に陰茎をこすりつけるなどが挙げられます。
その他、マスターベーションに問題がなくても遅漏になっている場合は、精神的な原因も考えられます。
例えば、性交時に男性が「射精しないといけない」という過度のプレッシャーにより、性的興奮ができず、射精にいたれないことがあります。
膣内射精障害
膣内射精障害とは、マスターベーションでは射精ができるのに性行為(女性器への挿入)時に射精ができない状態のことです。
パートナーとの性行為で、満足度が低下する原因にもなります。
重度の遅漏は、膣内射精障害に該当している場合があります。
膣内射精障害も、遅漏同様、不適切なマスターベーションや精神的な要因などが原因で発症すると考えられています。
逆行性射精
逆行性射精とは、射精時に精液が膀胱のほうに流れてしまい、精液が出てこない状態のことです。
通常は、精液は尿道へ流れて体外に出ます。
痛みは特にありません。
精液量の正常値は1.5ml以上と言われているので、それより精液量が少ないと逆行性射精の疑いが考えられます。
逆行性射精は、糖尿病の悪化や前立腺の手術後の神経障害などが原因で発症することがあります。
無射精症(射精不能)
無射精症とは、射精感はあるのに、精液がまったく出ない状態のことです。
オーガズム(絶頂感)に達する無射精症と、オーガズムに達しない無射精症があります。
無射精症も、逆行性射精同様、糖尿病の悪化や前立腺の手術などが原因で発症することがあります。
射精機能低下
射精機能低下とは、射精時の精液量が減ったり、射精の勢いが低下したりする症状のことです。
また、オーガズムに達しにくくなることも射精機能低下の症状の一つです。
射精機能低下は、主に加齢が原因で発症することが多いとされています。
参考URL
早漏治療のよくある質問(FAQ)
早漏治療はすぐにできますか?
早漏は来院当日から治療可能です。
当クリニックでは、早漏治療薬のプリリジーなどを処方をしております。
来院(問診票記入)から早漏治療薬の処方(お会計)までにかかる時間は、クリニック内の混み具合にもよりますが、約10分~30分で終了いたします。
早漏治療薬に副作用はありますか?
早漏治療薬によって細かい副作用は異なりますが、一時的な頭痛やめまいなどが見受けられる場合があります。
早漏治療薬を飲むと射精できなくなりますか?
早漏治療薬を服用しても射精は可能なので、ご安心ください。
早漏治療薬は、射精までの時間を延長させる効果がありますが、性感度が落ちることはありません。