今日の記事は
白髪染めと抜け毛の関係についてを書いていこうと思います!
年齢を重ねていくと、白髪が目立ってきてつい白髪染めを…という人はかなりいらっしゃることかと思います。
ですが同じく年齢を重ねていくと抜け毛や薄毛が気になってくる人も多いでしょう。
今回の白髪染めが抜け毛の原因になるのかという件は、以前お話しましたがカラーリングと抜け毛の関係性についてと関連性があります。
そのお話の結論は、ヘアカラーは髪が痛む原因になるということでしたね。
カラーリングにおいて一番頭皮に影響が出ないのは、ヘアマニキュアだという話もしたことかと思います。
そしてこの白髪染めは、分類的にはヘアカラーに含まれてきますので、直接的でありませんが、十分抜け毛の原因になってきます。
白髪染め自体には、抜け毛の原因になるような成分が含まれているワケではありません。
ですが、髪の痛みの原因となってしまう化学成分が配合されていることは確かです。
白髪染めなどのヘアカラー剤は、酸化染料でパラフェニレンジアミンという有刺激性成分を含んでいます。
パラフェニレンジアミンは染め剤としての役割を果たす成分なので、必ず染料に入っているものなのですが、
これは刺激性成分のため、
髪、そして頭皮にダメージを与えるものです。
これが抜け毛や薄毛の原因となってしまうのです。
よくヘアカラーをするときの説明書に、
「染料はなるべく頭皮にはつけないようにしてください」と書いてありますね。
あの注意書きはこのためでもあります。
ですが、素人が頭皮に染料をつけずにカラーリングを行うことは出来ないでしょう。
酸性の染料が頭皮についてしまうと、頭皮が荒れる原因にもなりえます。
そして酸化染料を繰り返し頻繁に頭皮に刺激を与えることで、頭皮は弱ってしまい炎症を起こしやすくなります。
その炎症が毛根のはたらきを低下させてしまい、結果的に髪は育たなくなり、
生えてくる髪の毛は細く抜けやすい髪の毛ばかりということになってしまうんですよね。
白髪染めなどのヘアカラー剤は毛根に作用するものではない、と言われていますが
このような過程を経て、間接的に毛根にまでダメージが及んでしまうケースがあるんですよね…。
頭皮の状態がよく、頻繁に白髪染めを行っていないのならば問題はないかもしれませんが、
薄毛、抜け毛が気になるという状態での白髪染めの使用は、その原因になりかねないので十分に注意が必要だと言えるでしょう。
スタッフより
クリニックコラムをお読みいただきありがとうございます!
いかがでしたでしょうか、参考にはなったでしょうか?
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