先週の「AGAと妊娠の疑問」という記事でも説明したことなのですが
今日の記事は「プロペシアを服用中の性行為」についてです!
プロペシアの取り扱い注意に「妊婦は絶対にプロペシアに触れてはいけない」とあります。
その理由としては、「妊婦の内服、または錠剤に触れた場合、胎児(特に男児)への影響が出てしまう」というプロペシアの注意事項。
なので、妊娠中の女性にとっては、プロペシアは危険な物と捉えるくらい注意しないといけません。
ではそうなると、AGAの治療中でプロペシアを服用しているパートナーとの性行為は危険なものなのか?
結論から言えば、危険なものではありません。
もちろん、プロペシアを服用している男性との性行為で妊娠したとしても、その胎児への影響が出ることはないでしょう。
妊娠中の女性が服用すること、また錠剤に触れることは危険とされているだけであって、
プロペシア服用者との性行為の危険性はないんです。
もちろんプロペシアを服用すれば、身体に薬の成分は残りますが、
その成分が精液に混入するする量は極少量なのです。微量ならば胎児へ影響を及ぼすことはないですからね。
ただ、危険視されているのはプロペシア服用者との性行為ではなく、女性が直接プロペシアに触れることなんです。
錠剤は内容量が簡単に出ないようにきちんとコーディングされていますが、もし何かの衝撃で錠剤にヒビや傷がついていた場合は危険です。
もしそのような錠剤を妊娠中の女性が触れてしまえば、
無意識のうちにプロペシアの成分を皮膚吸収してしまうんです。
そしてそれが胎児へ影響を与えてしまうというコトになるんですよね。
なので、プロペシア自体が妊婦に影響があるものであり、
プロペシアを服用している男性との性行為に関しては、問題点はありません。
ただ、心配な気持ちはあるのはわかります。
なので、プロペシアを服用している男性との性行為で、女性がその時妊娠しているならば、その時はお互い話し合うことが大事かとも思います。
スタッフより
クリニックコラムをお読みいただきありがとうございます!
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