皆さんは「セルフフェラ(一人尺八)」という自慰行為(マスターベーション)をご存知でしょうか。
フェラチオが好きな方は、似た様な性的快感を得るためにセルフフェラを行うということがあるかもしれません。
しかし、セルフフェラは正しい自慰行為とは言えません。
セルフフェラの様な間違った自慰行為を繰り返していると様々な影響が体に現れます。
今回は、セルフフェラ(一人尺八)の危険性について解説します。
※リンクをクリック、またはタップすると、ページ内の項目へ移動します
ED(勃起不全)でお悩みのあなたへ
ED治療は、新橋ファーストクリニックにお任せください。
バイアグラ、レビトラ、シアリスなどのED治療薬を取り扱っています。
当クリニックの特長
- 国内正規品のED治療薬を処方
- 来院時の診察料、処方料などは全て無料
- 新橋駅から徒歩3分の好アクセス
- 予約なしで当日に来院してもOK
\ ED治療薬は260円~1,580円 /※
※ 表示の最低価格は初診患者様に処方するED治療薬です
※ 初診と再診で価格が異なるED治療薬があります
セルフフェラ(一人尺八)とは?
セルフフェラ(一人尺八)とは、口腔性交(オーラルセックス)いわゆる、フェラチオを自分自身(セルフ)で行う自慰行為のことです。
「オートフェラチオ」や「一人フェラチオ」と呼ばれることもあります。
通常、フェラチオは性行為などを行うパートナーがいなければできません。
しかし、セルフフェラの場合、自分の陰茎を自分の口腔(口や舌など)で刺激することによって、性的快感や背徳感を得ることを目的に行われます。
セルフフェラの歴史は古く、紀元前3000年以降、古代エジプトの壁画にはセルフフェラをしている男性(?)の姿が描かれています。
また、古代エジプトの神々の世界観(エジプト神話)にもセルフフェラという概念があったことが分かっています。
一説によれば「太陽神ラー(創造神アトゥム)」はセルフフェラによって射精し、その精子によって「シュー」や「テフヌト」と呼ばれる神々を生み出したとされています。
最近までセルフフェラは、柔軟な体や長い陰茎の持ち主でなければ、実現不可能な自慰行為とされており、都市伝説の様に懐疑的に捉えられていました。
近年では、SNSの普及により、露出性癖のある男性などがインターネット上に様々な自慰行為の写真や動画を公開し始めており、実現可能な自慰行為であることが世界中に知られ、急速に広まってきています。
ただし、セルフフェラによる性的快楽(気持ち良さ)はそれほどでもないと言われています。
確かに、陰茎への性的刺激はありますが、絶頂したり、射精できるほどではないとの意見が体験者から多く聞かれます。
自分の指を舐めると指が舐められている感覚よりも、指を舐めている感覚の方が強く感じてしまうのと同じ理屈です。
セルフフェラによって絶頂や射精を迎えるためには、相当な訓練が必要です。
セルフフェラのやり方
世の中のほとんどの男性は、セルフフェラに必要な体の柔軟性や長い陰茎を持ってはいません。
そもそも、男性の体は女性に比べて硬い傾向があるので、体を曲げても陰茎まで口が届かないのです。
しかし、重力の補助や柔軟性を高めるトレーニングなどを積み重ねることによって可能になるとされています。
セルフフェラの基本的な手順
- 口内や陰茎を綺麗に洗う
- 体を曲げる(姿勢は自由)
- バランスを取るため、両手で両足を押さえる
- 陰茎を口や舌などで刺激する
- 絶頂(オーガズム)や射精の体験
- 射精後も口内や陰茎を綺麗に洗う
※セルフフェラを推奨するものではありません
また、セルフフェラを行う際には、以下の様な体位があります。
セルフフェラの体位
- 立位(前屈スタイル):立った状態で前屈し、頭と陰茎を近づける体位
- 座位(体育座りスタイル):座った状態で太ももを腕で抱え込み、頭と陰茎を近づける体位
- レッグアップリフト(ちんぐり返しスタイル):仰向けに寝た状態で腰から脚を持ち上げ、頭と陰茎を近づける体位
※セルフフェラを推奨するものではありません
安全にセルフフェラを行うためには、十分な前屈を行えるほどの柔軟性や陰茎の長さが必要です。
決して、無理にセルフフェラをやろうとしないでください。
当クリニックでは、セルフフェラは様々な観点から危険であると考えています。
あくまで、「セルフフェラの基本的な手順」は、参考程度に捉えてください。
セルフフェラが危険な理由
そもそも、フェラチオを含むオーラルセックス(口腔性交)自体があまり推奨できない性行為です。
厚生労働省もフェラチオなどのオーラルセックスの危険性について警鐘を鳴らしており、オーラルセックスの際にはコンドームの着用を推奨しています。
自分自身でフェラチオを行う、セルフフェラにも同様のことが言えるはずです。
また、当クリニックでは、セルフフェラを危険な自慰行為として捉えています。
性的快楽を得るためにセルフフェラを行うのはやめたほうが良いでしょう。
セルフフェラが危険な理由は、以下の通りです。
セルフフェラが危険な理由
※リンクをクリック、またはタップすると、ページ内の項目へ移動します
性感染症のリスクが高まる
フェラチオなどのオーラルセックスによって、様々な性感染症に感染することが分かっており、厚生労働省はオーラルセックスについて注意喚起を行っています。
なので、オーラルセックスに似たセルフフェラも性感染症に感染しやすくなると考えられます。
特に、「性器カンジダ症」や「咽頭カンジダ症」の原因となる「カンジダ菌」という真菌(カビ)は誰しもが持つ口腔内の常在菌であるため、自分の口から陰茎へ感染する危険性があります。
この場合、「咽頭⇨男性の性器(陰茎など)」「男性の性器(陰茎など)⇨咽頭」という風に両方の感染経路が考えられます。
また、射精時、顔に精液がかかってしまい、目に精子が入ると「クラミジア性結膜炎」などの性感染症にも感染しやすくなります。
男性の陰茎は、射精を行うための器官であると同時に、尿を排泄する器官でもあります。
冷静に考えれば分かることですが、基本的に陰茎は不衛生になりやすいので、そもそも口や目に近づけて良い器官ではないのです。
脊椎や脊髄を損傷する可能性がある
セルフフェラは、頚椎から腰椎を極端に曲げる動作を伴うため脊椎や脊髄を損傷する可能性があります。
セルフフェラを行うためには体の柔軟性が必要ですが、柔軟性を高めようとトレーニングを行うことでも首や腰を曲げる動作を行うため、同様のことが言えます。
脊椎損傷とは、脱臼や骨折によって脊髄が圧迫されることによって起こる、骨や靭帯の損傷が比較的軽度で済んでいる状態のことです。
対して、脊髄損傷とは、文字通り、脊髄が損傷している状態のことで、手足の麻痺や感覚障害、呼吸障害など損傷を負う部位によって体に様々な障害が生じる状態のことです。
セルフフェラに挑戦して「もう少しで届く」といった瞬間に無理をして曲げてしまうと、関節や脊椎に過度の負担がかかり、痛めたり、損傷してしまうことがあるのです。
セルフフェラをしている様子を見れば一目瞭然だと思いますが、明らかに不自然で無理な体勢で行っています。
首や背中、腰にかけての筋肉・関節・骨を痛めやすいのです。
実際に、セルフフェラしようとして首や背中、腰などを痛め通院や入院する羽目になった方もいるようです。
単なる怪我で済むならまだ良いですが、脊髄損傷によって半身不随になり、体が使い物にならなくなることも考えられます。
また、慢性的な痛みや痺れなどを伴う「椎間板ヘルニア」という疾患を発症してしまう可能性もあります。
一時の性的快楽のため、安易な気持ちでセルフフェラを試みたせいで、厄介な椎間板ヘルニアを抱えて生きていく、なんてことになったら笑えません。
セルフフェラは絶対にやめましょう。
ED(勃起不全)になる可能性がある
前述した話に繋がりますが、セルフフェラによって、ED(勃起不全)になる可能性があります。
脊椎や脊髄の損傷とまで行かなくとも、首や腰を痛めることで陰茎や勃起に関わる血管や神経が傷つく可能性があるからです。
勃起は、脳から陰茎への神経の伝達や体から陰茎へ送られる血液の流れなどが連動して起こる現象です。
陰茎や勃起に関わる血管や神経にダメージが蓄積されてしまうと徐々に勃起機能が低下していき、最終的にEDを発症してしまうのです。
ED予防の観点からもセルフフェラは控えたほうが良さそうです。
通常の性行為や自慰行為で満足できなくなる可能性がある
セルフフェラによって、通常の性行為や自慰行為で満足できなくなる可能性があります。
セルフフェラは、通常の自慰行為よりも性的快感や背徳感を得ることを目的に行われます。
何度も繰り返していると、その独特な刺激ゆえ、セルフフェラでしか性的快感を感じられなくなったり、絶頂できない(イケない)体になってしまう可能性があります。
また、そのせいでセルフフェラをする頻度が増えてしまうと、射精障害やEDなどを引き起こすリスクも上昇することになります。
セルフフェラにハマらないように注意しましょう。
まとめ~セルフフェラはやめよう~
人によってはセルフフェラよって通常の自慰行為よりも強い性的快楽を実感できる方がいるかもしれません。
しかし、セルフフェラは無駄に難易度が高く、様々な危険が伴う自慰行為です。
いくらフェラチオなどのオーラルセックスが好きでも性的快楽の追求はほどほどにした方が良いでしょう。
自慰行為の方法は他にもあります。
セルフフェラにこだわり過ぎないように正しい自慰行為を行い、健全で安全な性生活を送りましょう。
スタッフより
クリニックコラムをお読みいただきありがとうございます!
いかがでしたでしょうか、参考にはなったでしょうか?
いま、なんらかの症状でお悩みのそこのあなた!
一人で悩まず、まずはご相談ください。