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股関節ストレッチでEDの改善や予防ができる!?【医師監修】

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股関節ストレッチでEDの改善や予防ができる!?【医師監修】

ED(勃起不全)の改善や予防に股関節周りのストレッチが役立つことをご存知でしょうか。

「股関節が硬くても、特に問題はない」と考えている方が大半だと思います。

しかし、股関節が硬いと様々なデメリットがあり、普段の生活だけでなく、勃起力などの男性機能にも悪影響を及ぼすことがあるのです。

今回は、EDの改善や予防に効果的な股関節ストレッチ方法について解説します。

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股関節が硬い状態とは?

股関節が硬い男性

股関節とは、骨盤(寛骨)と大腿骨を繋いでる関節で、体重を支える役割を持っています。
他にも、周辺の筋肉と連携して「座る、立つ、歩く、走る、しゃがむ、かがむ」など様々な動作に欠かせない、人体の中でも重要な関節の一つです。

一般的によく言われる「股関節が硬い」とは、股関節周辺の筋肉が硬くなって股関節の可動域が狭くなっている状態のことで、股関節自体が硬くなっているわけではないのです。

そして、股関節が硬い状態は、股関節周辺の様々な機能が落ち、日常生活や運動機能などに支障を与えます。

股関節が硬いと以下の様なデメリットが引き起こされる可能性があります。

股関節が硬いことで引き起こされるデメリット

  • 太りやすい
  • 怪我をしやすい
  • 血流が悪くなりやすい
  • 疲れやストレスが溜まりやすい
  • 姿勢や歩き方が悪くなりやすい
  • etc...

股関節が硬いと血流が悪くなり、老廃物もうまく排出されず、足がむくんだり、冷え性になりやすくなります。
また、血流の悪化は、代謝機能を低下させ、太りやすく痩せにくい体になってしまいます。

その他、体全体に歪みが生じることで、姿勢や歩き方にも悪影響を与えます。

股関節は、硬くなって柔軟性が無くなると健康面や美容面に大きく影響を与えることから、「健康と美容のバロメーター」とも呼ばれています。

股関節の柔軟性を保つことは、日々の健康のために重要なことと言えるでしょう。

股関節ストレッチはEDの改善や予防に効果的

勧める医者

体が硬い人は、体中の筋肉が硬くなっており、血流が悪い状態になっています。
次第に陰茎への血流も悪くなり、勃起力が低下し、ED(勃起不全)を招く原因になります。

特に、股関節は最も陰茎に近い位置にある関節のため、「股関節が硬い人はEDになりやすい」とも言えます。

逆に言えば、股関節ストレッチで股関節の柔軟性を高められれば、陰茎周辺の血流が良くなり、勃起力の向上が期待できるので、EDの改善や予防に繋がります

股関節ストレッチの作用

  1. 股関節ストレッチをする
  2. 股関節の柔軟性が高まる
  3. 陰茎周辺の血流が良くなる
  4. 勃起力の向上や維持、回復に繋がる
  5. EDの改善や予防になる

また、股関節ストレッチは、股関節に近い骨盤底筋(PC筋)を鍛えることにも繋がります。
骨盤底筋と言えば、勃起に欠かせない重要な役割を持つ筋肉です

骨盤底筋を鍛えることで締める力が増すので、陰茎海綿体に流れ込んだ血液を留め、勃起を維持しやすくなります。
結果的に、EDの改善や予防に役立ちます。

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EDの改善や予防に効果的な股関節ストレッチ方法

ストレッチをする男性

自宅で簡単にできる様な股関節を柔らかくするストレッチでEDを改善したり、予防することができます。

股関節を柔らかくするというのは、可動域を広げるということです。
股関節は、意識的にストレッチを行うことで、柔軟性を取り戻すことができます。

股関節に限らず、体の硬さを「歳だから」や「元々、硬いから」仕方ないと諦めている方は多いのではないでしょうか。
体の硬さは、日々のストレッチの積み重ねで改善できます。

体が温まっていると筋肉がやわらかくなりやすいので、お風呂上りなど血行が良い時に行うと非常に効果的です。
お風呂上りの習慣として取り入れ、毎日継続してストレッチするようにしましょう。

EDの改善や予防はもちろん、骨盤の歪みも解消されるので、自然と姿勢が良くなり、立ち姿や歩き方も良くなります。

ストレッチは、筋トレほど体に負荷をかけるわけではないので、無理をする必要がありません。
「痛気持ちいい」ぐらいの負荷をかけるだけで簡単にできます。

自宅で簡単にできるEDの改善や予防に効果的な股関節ストレッチをご紹介します。

股関節ストレッチ方法

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前屈

前屈をする男性

前屈とは、上半身を前に折り曲げるストレッチです。
股関節から上半身を折りたたむので、股関節はもちろん、背中から腰、お尻、膝裏にかけてストレッチすることができます。

前屈は立った状態でも床に座った状態からでも行えます。
ストレッチの中でも最も簡単な動作なので、初心者に特におすすめできます。

前屈の方法

  1. 足をまっすぐ伸ばす
  2. 反動をつけずにゆっくりと上半身を限界まで倒す
  3. 息を止めずに約15秒~30秒倒したままにする
  4. ゆっくりと体を戻す
  5. 上記までを1セットとして、1日約3セットを目安に行う

合蹠ポーズ

合蹠のポーズ

合蹠(がっせき)ポーズとは、ヨガの基本的な姿勢の一つで、膝を曲げて足の裏同士を合わせた座り方のことです。
股関節周辺の筋肉をほぐし、柔軟性を高めることができます。

ちなみに、ヨガ発祥の地であるインドのサンスクリット語では「Baddha Konasana(バッダ・コーナ・アーサナ)」と呼ばれています。
また、インドの靴職人が似た座り方で仕事をすることから、「靴職人のポーズ」とも呼ばれています。

合蹠ポーズの方法

  1. 背筋を伸ばしたまま、両足を前にして床に座る
  2. 両膝を曲げ、足裏同士を合わせる
  3. 両手で足先を掴み、足を体側に引き寄せる
  4. 約3呼吸~5呼吸その状態を維持する(この間、両膝を揺らしてもOK)
  5. 上記までを1セットとして、1日約3セットを目安に行う

四股ポーズ

四股のポーズ

四股(しこ)ポーズとは、相撲の力士が行う「四股」を踏む前の「腰割り」と呼ばれる基本姿勢のことです。
腰割りは、股関節を深く開いた姿勢になるため、股関節周辺の筋肉はもちろん、太ももの内側と外側も柔らかくすることができます。

また、骨盤を本来の位置に戻す効果もあり、繰り返すことで姿勢の改善が期待できます。

一見すると簡単そうに見えますが、足を大きく開いて腰を深く落とした姿勢を保つには、想像以上に柔軟で強い筋肉が必要です。
前屈や合蹠ポーズに慣れてきた中級者の方におすすめできます。

四股ポーズの方法

  1. 肩幅より広く足を開く
  2. 背筋を伸ばしたまま、腰を深く下ろす
  3. 足首や膝、股関節の角度は90度の状態に保つ
  4. この姿勢を約30秒維持する
  5. 上記までを1セットとして、1日約5セットを目安に行う

まとめ~股関節ストレッチを習慣化しよう~

股関節の柔軟性の有無は、血流に関係するため、勃起力にも影響を与える可能性があります。
股関節が硬い方は、勃起力が低下し、EDを招くことがあるのです。

特に、全身が硬いという方は気を付けたほうが良いでしょう。

股関節ストレッチは、誰でも簡単に行うことができます。
EDの改善や予防のために股関節ストレッチを習慣化してみてはいかがでしょうか。

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