一ヶ月前までは全然何でもなかったのに、ここ数週間で急に薄毛の症状が現れた…!
という悩みを抱えている方もいらっしゃるかと思います。
薄毛には色々なパターンがあり、一度に髪の毛が抜ける量、部位も人によって異なってきます。
そして今回のお話の急に薄毛になってしまったというケース、こちらに深く関わってくるものはストレスです。
もちろん生活習慣も少しは関連してくることなのですが、心身の健康や髪の毛に天敵とされるストレスが今回の急な薄毛の原因となるのです。
ストレスは近年の若年層に起こる薄毛とも関係があると言われています。
どういう理由でそのような理論に至るのかと言えば、ストレスによる精神的な疲労が蓄積されていくと、テストステロンという男性ホルモンの分泌量が増えます。
そのテストステロンは毛母細胞の分裂を阻害する働きを持つため、そこから薄毛や抜け毛が進行してしまうと言われています。
さらに人体がストレスを感じると、薄毛の原因となる男性ホルモンを生み出す5-αリダクターゼの動きを阻害してくれる亜鉛を著しく消費します。
これだけでもストレスが急な薄毛を引き起こしていると言う事ができますね。
さらにストレスを感じてしまうと身体の機能も平行して低下してしまいます。
その中でも血行が悪くなるのは髪の毛にとっては深刻で、髪の毛に必要な栄養が髪の毛に運ばれず、細く抜けやすい髪の毛が生えてしまいます。
もう一つ付け加えると、ストレスは皮脂の分泌量を増加させてしまいます。
皮脂が頭皮や毛穴に詰まってしまうとそれは抜け毛の原因になり得ますからね。
以上のことから、髪の毛とストレスには切っても切れない関係があるのです。
そして過度のストレスを人体に溜め込んでしまうと急激な薄毛の原因となりますので、精神的に疲れている時はリラックスする事が必要です。
運動することはストレスを大きく解消できますが、仕事が忙しくて中々運動などが出来ないときは寝る前にアロマなどを焚くだけで違ってきますよ。
そして就寝前に入浴をして心身をリラックスさせることも、ストレス解消に効果があります。
私生活を少し改善するだけで急な薄毛の予防は出来ますので、思い当たる節がある方はこれらの事にチャレンジしてみて下さい。
スタッフより
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