日本は、セックスレス大国と言われるほど、セックスレス状態の夫婦が多いとされています。
また、セックスレスな夫婦は、年々増加傾向にあるそうです。
一体何が原因でセックスレスになってしまうのでしょうか。
日本人の性欲が加齢とともに減退してしまうからなのでしょうか。
今回は、夫婦がセックスレスになってしまう理由について解説します。
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セックスレスとは?
セックスレスとは、夫婦や恋人同士のカップルの内、どちらか一方が性行為(セックス)したいと望んでいるのに、長期間性行為できない状態のことを指すのが一般的です。
しかし、1994年に日本性科学会は、セックスレスを以下のように定義しています。
セックスレスの定義:特殊な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交、およびセクシュアル・コンタクトが1ヶ月以上ない場合
定義によると、「夫婦や恋人同士のカップルでありながら、病気など特別な事情がないにも関わらず、セクシュアル・コンタクトが1ヶ月以上ないとセックスレス」と見なされるようです。
ここで言う、セクシュアル・コンタクトとは、性的な触れあいを指し、接吻(キス)や愛撫(ペッティング)などの行為も含まれます。
厳密には、性行為に限らず、セクシュアル・コンタクトが無くてもセックスレスに該当するのです。
セックスレス大国「日本」
2020年に一般社団法人「日本家族計画協会家族計画研究センター」が行った「第4回ジェクス・ジャパン・セックスサーベイ2020」という性に関するインターネット調査では、婚姻関係にあるカップルのセックスレスは51.9%という結果でした。
日本国内の夫婦の半分以上(2組に1組以上)はセックスレス状態ということが分かったのです。
さらに、セックスレス状態の夫婦は、毎年右肩上がりに増加し続けています。
セックスレスが原因で夫婦の浮気や不倫、離婚に繋がることが多いとされています。
少子化問題にも直結するセックスレスは、深刻な問題と言えるでしょう。
夫婦がセックスレスになる原因
では、なぜ夫婦はセックスレスになってしまうのでしょうか。
セックスレスになってしまう原因は、夫婦関係や家庭環境などによって様々です。
夫婦がセックスレスになる主な原因をご紹介します。
夫婦がセックスレスになる理由
- 面倒くさいから
- 夫や妻が嫌いだから
- 家事や育児で忙しいから
- 性の対象として見れないから
- 夫がEDになってしまったから
- 性行為の必要性を感じていないから
- 子作りのプレッシャーが辛いから
- 立ち合い出産がトラウマになったから
- 子供がいるから
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面倒くさいから
夫婦に共通して、性行為を「面倒な行為」として認識してしまうとセックスレスに繋がる可能性があります。
性欲がないわけでも、性的なことが嫌いなわけではなくても、性行為前の準備や性行為後の後始末のことを考えると面倒になってその気になれないことがあります。
仕事終わりで疲れていたりすると、相手に申し訳ないとは思いつつも、性行為が面倒くさくてたまらなくなってしまうのです。
性行為で射精に至るまでには、相手を誘って、服を脱がせて、前戯を行って、挿入後は相手が絶頂(オーガズム)するまでピストン運動をして、など考えることがたくさんあります。
夫の立場からすると、相手を思いやりながら性行為をしなくてはいけないことを考えるだけで、面倒になってしまうことがあるのです。
同様のことは妻の立場からも言えるでしょう。
1人で自慰行為(マスターベーション)をして、性欲を処理したほうが楽だと感じてしまうと性行為が億劫になり、セックスレスに繋がります。
夫や妻が嫌いだから
結婚後、夫や妻が嫌いになってしまった場合、嫌いな相手と性行為をしたくなくなり、セックスレスになることがあります。
性行為は、「男女のコミュニケーション」の一つなので、一方通行では長続きしません。
例えば、夫が子育てや家事に非協力的で好きな気持ちが冷めてしまうと、夫が性行為をしたくても妻はしたくなくなってしまうのです。
女性は特に、相手を思いやる気持ちのない性行為はできないと言われています。
性行為自体が好きだとしても、妻が夫を愛せなくなると、その相手との性行為への意欲が消えてしまうのです。
もちろん、男女逆のパターンも考えられます。
家事や育児で忙しいから
夫婦のどちらか、もしくは両方が家事や育児で忙しいとセックスレスに陥りやすいと言われています。
近年では、夫婦ともに働く家庭がほとんどです。
日中は仕事で、帰ってきてからは家事をこなし、さらに育児にまで時間を割いてしまうと性行為する暇などないでしょう。
また、毎日疲れているはずなので、性行為する体力もなくなるはずです。
そして、子供ができてしまうと夜泣きへの対応などで寝室が別々になってしまうこともあります。
夫婦2人だけでのんびり過ごす時間が減ることによってセックスレスになってしまう可能性があるのです。
性の対象として見れないから
夫婦として長期間過ごしていると相手を性の対象として見れなくなることがあります。
一緒にいて当たり前になると、相手を「男」や「女」として見れなくなり、「家族」としての感覚が強くなってしまうことがあります。
そうなると、恋人同士の様な、相手が好きという気持ちよりも、相手を守ってあげたいという「家族愛」に変化してしまうのです。
さらに、子供ができると意識的にお互いをその子供の「父親」や「母親」であると認識するようになってしまいます。
夫から父へ、または妻から母へと認識が変わってしまうと性の対象から外れやすくなるのです。
また、加齢によって、顔や体などの見た目が変化し、魅力が薄れることも性の対象として見れなくなる原因の一つです。
特に、男性は視覚で性欲を感じる生き物です。
俗に言う「エロさ」が感じられなくなると性的興奮ができなくなるので、性行為をしたいと思えなくなってしまいます。
相手を性の対象として見れなくなると、セックスレスに繋がります。
夫がEDになってしまったから
夫が何らかの理由でEDになってしまった場合、セックスレスに直結します。
単純に、EDを発症してしまうと勃起しづらくなるため、性行為へと至りにくくなるからです。
他にも、セックスレスに陥りやすい特殊なEDとして「妻だけED」があります。
妻だけEDとは、簡単に言えば「妻以外の女性とは性行為ができるのに、妻だとなぜか勃起できず、性行為ができない」という症状のことです。
前述した様に、妻が家族になってしまい、「男女の愛」が「家族愛」にシフトしてしまうことなどで引き起こされます。
また、女性は出産後、一時的に母性本能によって性行為をしたくなくなる時期があります。
夫がこの時期に性行為を拒否されると、拒否された経験がトラウマになってしまい、「心因性ED」を発症してしまうこともあります。
加齢や何らかの疾患などの身体的な要因で発症する「器質性ED」だけがセックスレスの原因になるわけではないのです。
性行為の必要性を感じていないから
夫婦のどちらか、もしくは両方が性行為の必要性を感じていない場合、セックスレスになってしまうことがあります。
性行為は気持ちよくないと思っていたり、子供が欲しいと思っていなかったりすると性行為の必要性が薄れ、セックスレスになる可能性があります。
性的快楽を得たり、子作りする必要が無ければ、性行為をする必要がないのです。
元々、性行為自体が嫌いだった場合は尚更です。
また、結婚後、親密度合いが上昇した結果、夫婦のコミュニケーション手段として性行為を必要としなくなることもあります。
性行為による肉体的な繋がりがなくても、精神的な繋がりがあれば十分と感じてしまうこともあるのです。
子作りのプレッシャーが辛いから
夫婦に共通して、子作りのプレッシャーが原因でセックスレスに繋がることがあります。
どちらか一方に「子供が欲しい!」と催促されると、それがプレッシャーとなり、焦りや不安、イライラ感などで性行為自体に苦痛を感じてしまうことがあります。
特に、子作りのための性行為は、排卵日だけになりやすく、その日を狙って性行為をしようとすると、余計にプレッシャーがかかってしまいます。
さらに、性行為が子作りのための義務的で淡白な内容だと性的快楽を得られず、苦痛を感じてしまいやすくなります。
性行為が仕事のノルマの様に義務化されると、ストレスが溜まっていき、性行為に対して「楽しい」や「気持ちいい」という感覚が失われていきます。
最終的には、性行為をする気さえ失い、セックスレスに至ってしまうのです。
立ち合い出産がトラウマになったから
夫が立ち合い出産の光景を見てトラウマになり、セックスレスを誘発させることもあります。
出産は、女性が命を懸けて新しい命を生み出すもので、決して楽なものではありません。
妻は髪を振り乱し、大声で叫びながら出血を伴いつつも必死に胎児を産道から押し出します。
そんな命懸けで子どもを産む妻の姿に「感動した!」と同時に「ドン引きした」と思う男性も一定数存在します。
血まみれの胎児が産み出される生々しいリアルな現場の光景がトラウマとなって記憶に刻まれることがあります。
夫が出産後、性行為をしようとしても「出産の瞬間」を思い出して、萎えてしまうのです。
妻の女性器に全く性的興奮を感じなくなることもあります。
夫婦同士の絆を深めるはずの立ち合いが、逆にセックスレスという亀裂を生んでしまうこともあるのです。
子供がいるから
子供がいるとセックスレスに繋がりやすいと言われています。
子供が生まれると夫婦の過ごし方がこれまでと変わります。
育児に手間のかかる年頃の子供がいると、育児の忙しさや子供と一緒に寝る時間が増えてしまい、性行為をするきっかけを失いがちになってしまいます。
子供が育児に手間がかからなくなる年頃になったとしても、今度は夜に目を覚ました子供に見られることを恐れ、性行為ができないなんてこともあります。
子供が思春期だと余計に性教育的に良くないと思い、性行為から離れてしまうこともあるでしょう。
また、これ以上子供を増やしたくないと思っている場合、避妊失敗を恐れて性行為から遠のくことも考えられます。
子供の存在は、セックスレスを招きやすい原因の一つと言えるでしょう。
まとめ~夫婦によって原因は様々~
一概に「これが原因でセックスレスになる!」と言えるようなことはありません。
夫婦関係や家庭環境よって原因はそれぞれ異なるからです。
一度、セックスレス状態に陥ると、なかなか抜け出すきっかけが掴めなくなります。
夫婦がセックスレスになる原因が自分に当てはまる可能性が無いか確認して、充実した性生活を送れるようにしましょう。
スタッフより
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