「バイアグラだけだとあまり効果がないからレビトラも一緒に飲んで効果を上げよう!」と考えたことはないでしょうか?
ED治療薬を服用している方なら誰しも1度は考えたことがあると思います。
しかし、そもそもバイアグラとレビトラの併用は可能なのでしょうか?
今回は、バイアグラとレビトラを一緒に飲むことについて解説していきます。
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バイアグラとレビトラの併用はNG!
バイアグラは、日本国内で承認・販売されているED治療薬の中で一番効果の持続時間が短いとされています。
また、長期間バイアグラを服用していると、「バイアグラに慣れて効かなくなった」と思うことがあるかもしれません。
そこで、日本国内で承認・販売されているED治療薬の中で一番効果が強い(勃起時に硬くなる)とされている、レビトラと一緒に服用して「効果を倍増しよう!」と考える方がいます。
実際に、当クリニックでも患者様から「バイアグラとレビトラは一緒に飲んでいいのか?」とご相談を頂いたこともあります。
その答えは勿論、「ダメ!NG!」です。
バイアグラとレビトラを一緒に飲んでも、それぞれの長所を生かした相乗効果は期待できませんし、効果の強さや持続時間は変わりません。
むしろ、逆に効果が弱くなってしまう可能性があります。
バイアグラとレビトラの基本情報をおさらい
バイアグラやレビトラなどのED治療薬は、「PDE5阻害薬」と呼ばれる医薬品でもあります。
念のため、バイアグラとレビトラの効果や副作用などをおさらいしておきましょう。
⇩バイアグラはこちら⇩
⇩レビトラはこちら⇩
低血圧などの副作用を引き起こす恐れがある
バイアグラもレビトラも、それ単品で十分に勃起促進効果が発揮されると証明されている医薬品です。
そんな強力な薬を併用して飲んでしまった場合、返ってくるのは大きな副作用です。
バイアグラもレビトラも次の服用のタイミングまで、24時間以上間隔を空けなくてはいけません。
つまり、どちらも1日1錠までということです。
バイアグラの効果が切れても、消化された薬の有効成分は、身体の血液中に約24時間は残るとされています。
それなのに、24時間以上の間隔を空けずに飲んでしまうと、有効成分の血中濃度が上がってしまい、低血圧などを引き起こす危険性があります。
1日1錠とされているバイアグラやレビトラを一緒に飲むという行為は、1日に2錠飲むことと同義なのです。
過剰なPDE5阻害薬やED治療薬の摂取は、血管拡張作用が強く働き、低血圧などの副作用のリスクが高まるので、大変危険です。
まとめ~ED治療薬の不満は医師にご相談を~
バイアグラとレビトラの併用は、重篤な副作用を引き起こす可能性が高まるため、身体的に決して良いことではありません。
しかし、どうしても「バイアグラだけじゃ効果がでない!」もしくは「効果が弱く感じて物足りない!」などという場合は、一度当クリニックの医師にご相談ください。
他のED治療薬へ処方を変更することが出来ます。
実際、バイアグラからレビトラやシアリスに変えた後、効き目が良くなったという患者様が一定数いらっしゃいます。
効果になんらかの不満を持っている場合は、真っ先に医師にご相談ください。
決して、独断でバイアグラとレビトラと一緒に飲むということはしないようにしましょう。
スタッフより
クリニックコラムをお読みいただきありがとうございます!
いかがでしたでしょうか、参考にはなったでしょうか?
いま、なんらかの症状でお悩みのそこのあなた!
一人で悩まず、まずはご相談ください。