自慰行為(いわゆる「オナニー」)には、「正しい自慰行為」と「間違った自慰行為」のやり方が存在します。
間違った自慰行為を改善せず、継続していると、ED(勃起不全)や様々な射精障害を招くと言われています。
性的快楽を求めるためとはいえ、陰茎に過度な刺激を与え続けると、その刺激に慣れてしまい、膣内での射精が困難になる「膣内射精障害」や「遅漏」になってしまう可能性があるのです。
今回は、間違った自慰行為のやり方などについて解説します。
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間違った自慰行為(オナニー)を続けるとどうなる?
間違った自慰行為(オナニー)を続け、習慣化してしまうとED(勃起不全)や射精障害を引き起こす可能性が高まります。
EDと言っても、単順に勃起できなくなる症状だけを指すわけではありません。
自慰行為では勃起するのに、女性を相手にすると正常に勃起できなかったり、すぐに萎えるといった「中折れ」が頻発する可能性も考えられます。
また、射精時でも同様に、自慰行為では射精ができるのに性行為(女性器への挿入時)では射精ができなくなる「膣内射精障害」を引き起こすこともあります。
間違った自慰行為によって強い刺激に慣れてしまい、性行為ではなかなか射精できない「遅漏」になることもあります。
他にも、射精時に精液が膀胱の方に流れてしまい、精液が出てこない「逆行性射精」や射精時の精液量が減ったり、射精の勢いが低下したりする「射精機能低下」を引き起こすこともあります。
間違った自慰行為による射精障害
- 早漏
- 遅漏
- 膣内射精障害
- 逆行性射精
- 射精機能低下
間違った自慰行為(オナニー)のやり方
間違った自慰行為(オナニー)のやり方の中には、命を落としかねない危険な方法も存在しています。
取り返しがつかなくなる場合もあるので、自分の自慰行為が「間違った自慰行為のやり方」に当てはまってないか確認してみましょう。
間違った自慰行為(オナニー)のやり方
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足ピンオナニー
足ピンオナニーとは、つま先まで足をピンと伸ばしながら行う自慰行為のことです。
足ピンオナニーは、ベッドや布団に寝転がったり、椅子に座りながらでも行うことができます。
つま先まで足をピンと伸ばすのは、PC筋(骨盤底筋)と呼ばれる筋肉に力を入れやすいからとされています。
PC筋は、勃起の維持や絶頂(オーガズム)に到達する際に力が入る筋肉です。
つまり、なるべく早く絶頂して射精しようとするため、無意識のうちにつま先まで足を伸ばしてPC筋に力を入れてしまうのです。
しかし、足ピンオナニーが習慣化してしまうと、足を伸ばした状態以外の自慰行為では絶頂できなくなったり(イケなくなったり)、射精できなくなることがあります。
また、性行為の際も足ピンオナニーに近い状態にできる体位が少ないため、射精しづらくなり、「膣内射精障害」や「遅漏」などの射精障害に繋がります。
人によっては、PC筋に力が入らず、勃起を維持できずに「中折れ」してしまうこともあります。
その他、ふくらはぎや太ももにも力を入れるので、「足がつりやすくなる」こともあります。
強グリップオナニー
強グリップオナニーとは、文字通り、強い握力で陰茎を握りながら行う自慰行為のことです。
正常な自慰行為の際に陰茎を握る握力は、平均4kg〜5kgと言われています。
しかし、強グリップオナニーの際には、約10kg以上の握力で陰茎に強い刺激を与えているとされています。
より強い性的快楽や刺激を求めて、つい強く握ってしまうのです。
強グリップオナニーによる刺激に慣れてしまと、手の圧力の方が女性の膣内の圧力よりも高いため、性行為ではあまり刺激を感じることができなくなってしまいます。
その結果、性行為の際に絶頂できなくなったり、射精できなくなり、「膣内射精障害」や「遅漏」などの射精障害に繋がります。
また、陰茎を強い力で握って刺激を与えるため、陰茎自体に物理的ダメージを与える危険性もあります。
勃起に関わる神経や血管などを傷つけ、「ED(勃起不全)」を引き起こすこともあるのです。
陰茎は「生卵が割れない程度の力」で優しく握るのが適切だと言われています。
力加減を意識しながら自慰行為することが大切です。
床オナニー(壁オナニー)
床オナニー(壁オナニー)とは、陰茎を床や壁、ベッド、布団、シーツなどに押し付けたり、こすりつけたりして行う自慰行為のことです。
主に、うつ伏せの状態で自分の体重を使い、強力な圧力を陰茎に加え、刺激を与えます。
強い刺激を得ることができる反面、勃起していない状態でも絶頂できたり、射精ができるため、性行為の際に「勃起できなくなる」というリスクがあります。
自分の陰茎に体重をかけて床に押し付ける性質上、単純に陰茎や尿道などが傷つく恐れもあります。
また、女性の膣内での刺激を弱く感じ、満足できなくなり、重大な「膣内射精障害」や「遅漏」などの射精障害を引き起こしやすくなります。
床オナニーが習慣化されてしまうと、強い刺激に慣れてしまうので、身に覚えのある方はすぐにでも改善したほうが良いでしょう。
その他、床に直接陰茎を押し付けたり、こすりつける行為は衛生的にも良くないと言えます。
陰茎と包皮の間に雑菌が入り込み、「何らかの感染症」を引き起こすことも考えられます。
前立腺オナニー(アナニー)
前立腺オナニー(アナニー)とは、肛門から指や専用の器具を挿入し、直腸の壁越しに前立腺を刺激することで絶頂に達することを目的とした自慰行為のことです。
アナル(肛門)でオナニー(ドイツ語で「自慰行為」の意味)をすることから「アナニー」と呼ばれることもあります。
前立腺オナニーは、肛門を使用する性質上、「肛門が緩く」なったり、「直腸内を傷つける」可能性がある危険な自慰行為です。
また、最悪の場合、「痔」や「ED」になる可能性もあるとされています。
前立腺オナニーに慣れてしまうと、通常の性行為や自慰行為で満足できなくなることもあるため、性的快楽を得るためとはいえ、やめたほうが良いでしょう。
寸止めオナニー
寸止めオナニーとは、絶頂や射精する瞬間に陰茎への刺激を止めて我慢する自慰行為のことです。
射精直前に寸止めして、刺激の波が引いたら再度刺激するという行為を繰り返すのが一般的です。
絶頂や射精に近づく際のゾクゾクする性的快感を何度も楽しむことを目的に行われます。
しかし、寸止めオナニーを習慣化してしまうと、男性不妊の原因になる「逆行性射精」という射精障害を引き起こす可能性が高まります。
逆行性射精とは、射精時に精液が膀胱の方に流れてしまい、精液が出づらくなる状態のことです。
逆行性射精が日常的になると「膀胱炎」を引き起こすこともあります。
寸止めオナニーは、射精障害だけでなく、男性不妊や膀胱炎を引き起こす可能性がある危険な自慰行為なのです。
振動オナニー
振動オナニーとは、電動マッサージャーやバイブレーターなどを陰茎や亀頭にあてて行う自慰行為のことです。
機械的に振動する、いわゆるアダルトグッズを使用して行われます。
振動による性的快感に慣れてしまうと、人間の手による自慰行為や女性の腟では振動による刺激は得られないため、絶頂や射精ができずに「膣内射精障害」になる可能性が高まります。
振動オナニーは、ポピュラーな自慰行為ではありませんが、射精障害のリスクがあるので、控えたほうが良いでしょう。
尿道オナニー
尿道オナニーとは、尿道にカテーテルなどの異物を挿入し、刺激を加えて性的快楽を得る自慰行為のことです。
異物を尿道に通す感覚が射精する感覚に似ているとされています。
しかし、尿道オナニーは、大変危険な自慰行為です。
尿道や膀胱が傷ついて炎症し、「尿道狭窄症」や「膀胱炎」を引き起こす危険性があります。
市販のアダルトグッズの中には「尿道ブジー」と呼ばれる尿道オナニー用グッズが販売されていたりします。
通常の自慰行為に飽きたり、新鮮な性的刺激や快楽が欲しいからと言って尿道オナニーを行おうとは考えないようにしましょう。
尿道オナニーは、大変危険なので、絶対やらないでください。
窒息オナニー(酸欠オナニー)
窒息オナニー(酸欠オナニー)とは、文字通り、何らかの方法で自分を酸欠状態にして、意識朦朧とした中で絶頂したり、射精を行う自慰行為のことです。
やり方によっては「呼吸制御オナニー」や「首吊りオナニー」と呼ばれることもあります。
自分を酸欠状態にする方法としては、首を絞めたり、ビニール袋を使用するなどの方法があります。
脳が酸欠状態になると性的感度が高まると言われています。
意識がブラックアウト寸前で射精すると、とても気持ちの良い性的快楽が得られるのだとか・・・。
しかし、窒息オナニーは、一歩間違うと脳にダメージを与え、「手足のしびれ」や「麻痺」といった後遺症が残る危険性があります。
最悪、死亡してしまうこともあります。
実際に日本国内では、性的感度を高める目的で、自分を酸欠状態にしようとし、そのまま窒息死してしまった死亡事例が何件も報告されています。
窒息オナニーは、命に関わる大変危険な自慰行為なので、絶対にやらないでください。
まとめ~間違った自慰行為を習慣化しないように!~
足ピンオナニーや床オナニーなど間違った自慰行為に慣れてしまうと、なかなか元に戻すのは難しいとされています。
しかし、この様な間違った自慰行為を続けていると将来的にEDや射精障害のリスクが高まります。
該当する自慰行為をしていた方は注意が必要です。
強い刺激でしかイケない(絶頂できない)癖がついてしまうとパートナーとの性行為では満足できない体になってしまう恐れもあります。
間違った自慰行為を習慣化しないように気をつけましょう。
スタッフより
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