「最近、勃起力が衰えてきた気がする」「ED(勃起不全)だったらどうしよう」とお悩みではないでしょうか。
今回は、EDの代表的な4つの初期症状や、自宅で簡単にできるEDのセルフチェック方法3選を紹介します。
EDの中には10代や20代といった若い方に発症しやすい心因性EDというタイプもあるため、少しでも勃起力の低下を感じる場合は早めにチェックしておきましょう。
また、EDの初期症状に当てはまった場合は早めの対処が必要です。
記事の後半では、EDの初期症状を放っておくことで生じる4つの疾患発症リスクや、まず検討したい王道のED改善法を解説します。
EDの初期症状や対処法が知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
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そもそもEDの定義とは
EDは日本語で「勃起不全」と呼ばれる症状であり、満足な性行為を行うために必要となる勃起力が不足している状態を広く指します。
2015年にスペインで開催された性に関する国際会議のICSM(4th International Consultation on Sexual Medicine)では、EDを以下のように定義しています。
満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られない、または(and/or)維持できない状態が持続あるいは(or)再発すること
上記を踏まえ、より具体的なEDの定義を以下に示しました。
EDの定義・代表的な症状
- 勃起力を維持できない
- 勃起時の陰茎の硬さが足りない
- 性的刺激を受けても勃起しづらい
- 性行為の途中で勃起力を維持できない(中折れ)
上記のような症状が性行為のたびに起こる場合は、EDと診断される可能性が高いです。
また、上記のような症状がときどき起こる場合は、軽度EDと診断されることがあります。
「ときどき勃起力が足りなくなるだけ」のように、少しでも勃起力が衰えたと感じた場合でもEDの可能性があると理解しておきましょう。
EDの代表的な初期症状
上記でEDの定義や症状をお伝えしましたが、性行為に支障をきたすレベルになる前の初期症状を理解しておくと、早めの対処が可能となり、安心感に繋がるでしょう。
そこで、以下ではEDの代表的な初期症状を4つ解説します。
EDの代表的な4つの初期症状
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いずれかの初期症状に当てはまる場合はEDの可能性がありますが、対策を早めに打てば改善は可能です。
手遅れにならないうちにチェックしてみてください。
1.以前より朝立ちしにくくなった
EDのわかりやすい初期症状として、朝立ちのしやすさが挙げられます。
朝立ちは「健康のバロメーター(目印)」ともいわれるように、身体の健康状態を敏感に反映する重要な指標です。
健常な男性であれば、自律神経のはたらきにより睡眠時に周期的な勃起が起こり、朝起きたときに朝立ちします。
しかし、年齢とともに全身の血管が老化したりすると、性的刺激を受けても陰茎海綿体に血液が流れにくくなります。
以前は毎日のように元気に朝立ちしていた状態が、3日に1日の頻度へと減った、あるいは朝立ち時に陰茎が十分に固くならないという状態は、EDを発症する前兆かもしれません。
朝立ちの頻度が減ってもただちにEDと診断されるわけではありませんが、以前よりも朝立ちの頻度や硬さが減ったと感じる場合は、EDの可能性があると理解しておきましょう。
2.飲酒後に勃起しにくいと感じる
飲酒後に勃起力の低下を感じる状態も、EDの初期症状といえます。
お酒を飲んだ後は神経機能が低下するため、性的刺激が陰茎に伝わりにくくなります。
10代〜20代のうちは神経のはたらきが活発なため、飲酒後でも勃起力をキープでき、問題なく性行為を行える場合が多いです。
しかし、加齢とともに身体機能が低下すると、飲酒後に勃起しにくくなる傾向にあります。
3.性欲がわかない
EDの初期症状には、性欲がわかない状態も含まれます。
勃起には、十分な男性ホルモンの分泌が必要です。
しかし、老化やストレスの影響によって、男性ホルモンの分泌量は減少することが知られています。
男性ホルモンの分泌は性欲にも関わるため、性欲が低下したと感じる場合はEDの前兆といえます。
「以前よりも性的興奮を感じにくくなった」「自慰行為や性行為をしたいという欲求が減った」という場合は、EDの初期症状の可能性を疑いましょう。
4.性行為の満足度が低い
パートナーとの性行為に満足できないと、性行為に対して後ろ向きな気持ちになり、EDに至る可能性があります。
正常に勃起するためには、身体面だけでなく精神面の安定も重要です。
心がリラックスしている状態でなければ、十分な勃起力は得られません。
パートナーとの性行為に何らかの問題を抱えており、性行為に対して不満がある場合は、勃起の妨げになります。
パートナーとの関係悪化や性行為に対するストレス・プレッシャーがある場合は、EDの発症に繋がる可能性があると理解しておいてください。
【原因別】EDの4タイプ
ここまででお伝えしたEDの初期症状からわかるように、EDを引き起こす原因は様々です。
そのため、原因によってEDを分類し、EDのタイプ別に適切な対処法を取っていく必要があります。
以下では、EDの初期症状がある方が理解しておくべきEDの4タイプを詳しく説明します。
EDの代表的な4つの初期症状
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どのタイプのEDにもっとも近いか把握しておくだけでも正しい対処法に繋がるため、自身の症状に当てはまっていないか確認しながら読んでください。
心因性ED|10代〜30代に多い
10代〜30代でEDの初期症状が見られる場合、心因性EDが原因の可能性が高いです。
心因性EDとは、精神面が不安定となることで生じるEDを指します。
性行為に対して苦手意識やストレスを感じるなどにより、性的刺激を伝達する神経が正常に働かなくなり、心因性EDに至ることがあります。
心因性EDが10代〜30代といった若い年齢層に多いのは、性行為の経験が少なく不安を感じやすいことが理由の一つです。
また、20代〜30代で仕事の責任を強く感じるといった日常的なストレスも、心因性EDの原因となります。
心因性EDはあくまで精神的な問題により生じるため、身体的には正常であり、精神面が関与しない朝立ちや自慰行為(マスターベーション)は問題なく行える場合が多いです。
器質性ED|40代以降に多い
40代を過ぎると、器質性EDの発症率が高まります。
器質性EDとは、勃起に必要な身体機能が低下することで生じるEDです。
勃起が正常に起こるには、陰茎海綿体に十分な血液が流れ込まなければなりません。
しかし、加齢などにより身体機能が衰えると、血管の柔軟性が失われるだけでなく、性的刺激を脳から陰茎海綿体に伝える神経が支障をきたし、結果として器質性EDに至ります。
加齢とともにEDの初期症状が現れた場合は、器質性EDの可能性が高いです。
器質性EDは身体面の問題であるため、性行為時だけでなく朝立ちや自慰行為(マスターベーション)の際も勃起力を得られない点が、心因性EDと異なる点です。
薬剤性ED|年代によらず発症する
薬剤性EDは、医薬品の副作用により生じるEDを指します。
副作用が原因のため、年齢によらず発症するのが特徴です。
なかでも、降圧剤、抗うつ剤、睡眠薬などは薬剤性EDを発症しやすい医薬品として知られています。
しかし、副作用の現れやすさには個人差があるため、これらの医薬品を服用している方が同じように薬剤性EDを発症するとは限りません。
何らかの医薬品を服用してからEDの初期症状が現れた方は、薬剤性EDの可能性を疑いましょう。
混合性ED|複数タイプのEDが混在する
上記3つのタイプのEDのうち、2つ以上が複合している場合を混合性EDと呼びます。
ED患者の大半は、混合性EDである可能性が高いです。
例えば、年齢とともに身体機能が衰えて器質性EDを発症し、そのショックで心因性EDを併発するケースがあります。
また、仕事や性行為自体に対するストレスが原因でうつ病を発症して心因性EDとなり、抗うつ剤の副作用として薬剤性EDを発症するという事例もあります。
このように混合性EDは原因が複数存在するため、EDに至った主要因を特定するのは困難です。
自宅でできる!EDのセルフチェック方法3選
EDの初期症状が見られた場合は、できるだけ早急に専門医に相談することを強くおすすめします。
ですが、「EDについて医師に相談するのは恥ずかしい」と思う方も多いでしょう。
そこで、以下では自宅でできるEDのセルフチェック方法を紹介します。
EDのセルフチェック方法3選
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簡単な質問に答えたりテストを行ったりするだけでEDの可能性を判定できるため、「もしかしたらEDかも…」と思う方はぜひ確認してみてください。
国際勃起機能スコア(IIEF5)|高い信頼性を誇る
EDの可能性を判断する国際的な指標として、国際勃起機能スコア(IIEF5)が用いられています。
国際勃起機能スコアは世界的に活用されている、信頼性の高い手法の一つです。
性行為時に十分な勃起を得られた頻度や、陰茎の硬さの程度に関する簡単な質問に5問答えるだけで、EDの重症度を診断できます。
「国際勃起機能スコア(IIEF5)のEDセルフチェック」のページから質問を答えると、重症度に応じた適切な対処法・アドバイスも受けられます。
EDの初期症状に該当しそうな方は、今すぐ診断してみてください。
ED危険度チェッカー|1分で手軽に診断できる
当クリニックでは、「ED危険度チェッカー」という独自のEDセルフチェック方法を取り入れています。
前述の国際勃起機能スコア(IIEF5)と同様に、簡単な質問に答えるだけでEDの診断が可能です。
こちらのページからEDの診断ができるので、ぜひ気軽に受けてみてください。
NPT(夜間睡眠時勃起現象)テスト|器質性EDを簡易判定できる
NPT(夜間睡眠時勃起現象)テストとは、身体的に正常な勃起機能を有しているかどうかを見極める方法の一つです。
人間は就寝中に、眠りが浅いレム睡眠と眠りが深いノンレム睡眠を繰り返します。
健常な男性であれば、レム睡眠のタイミングで勃起が生じます。
しかし、血管や神経の異常などにより器質性EDを発症している方は、就寝中の勃起や朝立ちが正常に起こりません。
そこで、NPT(夜間睡眠時勃起現象)テストにより就寝中の勃起の有無を確認することで、EDの可能性を判定できます。
以下に、自宅でもできるNPT(夜間睡眠時勃起現象)テストの手順を示します。
- 裏面に乾いたのりがついた切手を、ミシン目が繋がった状態で4〜6枚用意する
- 勃起していない陰茎に一周きつめに巻き付けて、余剰分は糊で貼り付け陰茎に固定する
- いつも通り就寝し、起床時に切手のミシン目が切れているかどうか確認する
起床時に切手のミシン目が切れていれば、勃起機能は正常であると判断できます。
しかし、ミシン目が切れていなければ勃起していないため、EDの可能性が高まります。
ただし、1回のテストのみでは正確性が不十分なので、上記のテストを最低3日間は行いましょう。
EDを診断するためには、検査前2日間はお酒や睡眠薬の服用を控えてください。
これらに含まれる成分は勃起力を低下させる可能性があり、EDの正確な判定の妨げになります。
また、NPT(夜間睡眠時勃起現象)テストはあくまで身体機能の低下に由来する器質性EDを判定する方法に過ぎず、精神的なストレスにより起こる心因性EDは判定できません。
加齢とともにEDの初期症状が気になってきた方は、器質性EDの簡易的な判定手段としてNPT(夜間睡眠時勃起現象)テストを試してみると良いでしょう。
放っておくと危ない?EDと併発しやすい疾患
「まだEDの初期症状だから大丈夫…」と放っておくと、思わぬ重大な疾患を併発する可能性が高まります。
なぜなら、EDとそのほかの疾患は共通の原因により発症しているケースもあるからです。
そこで、以下ではEDと併発しやすい代表的な3つの疾患とその理由を解説します。
EDと併発しやすい代表的な疾患
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EDの初期症状を放置しておくことは将来的に健康面でリスクが高いとしっかり理解し、早めのED対策に向けて意識を高めてください。
高血圧症
高血圧症とは、最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上という高血圧を示す疾患のことです。
高血圧の状態が続くと、頭痛や肩こりといった身体症状が生じることがあります。
また、高血圧症により血管壁に高い内圧がかかることで、血管機能が低下します。
陰茎海綿体への血流が悪くなることでEDの初期症状が現れている場合は、高血圧症を併発するリスクがあると理解しておきましょう。
ある研究データ(※1)によると、非EDの男性のうち高血圧症を発症していた割合は19.2%だったのに対して、EDと高血圧症を併発していた方は41.2%とのことです。
EDと高血圧症は、いずれも血管機能の低下が原因となります。
EDの初期症状を感じたら、早めの対策を心掛けましょう。
※1 参考:ED診療ガイドライン第3版
糖尿病
糖尿病とは、血液中の糖濃度が慢性的に正常値を超える疾患です。
血糖値が上がりドロドロになった血液は、血管や神経にダメージを与えます。
また、その血液が身体中を巡って全身の足や臓器も傷つけ、重症の場合には足の切断や臓器の機能不全に至ります。
EDも血管機能の低下が原因で起こる器質性EDの可能性もあるため、EDの初期症状が見られたら糖尿病のリスクも念頭に置きましょう。
実際、糖尿病患者の35〜90%がEDを併発しているというデータ(※1)もあります。
また、糖尿病患者はそうでない方よりもEDの発症が10〜15年早まるという報告(※1)もあります。
20代〜30代で朝立ちが起こりにくくなったなどの症状が見られる場合、糖尿病のリスクを含む器質性EDの可能性があります。
前述のNPT(夜間睡眠時勃起現象)テストで器質性EDを診断しておきましょう。
※1 参考:ED診療ガイドライン第3版
うつ病
うつ病とは、精神的な問題により脳が正常に働かなくなり、著しい気分の落ち込みなどが生じる疾患です。
布団に入っても眠れなかったり、常に身体がだるかったりするなど、身体的な症状が同時に現れることもあります。
うつ病を発症すると、EDの初期症状である性欲低下にも繋がります。
性行為や自慰行為(マスターベーション)をしたいという欲求が減った場合は、うつ病の症状に当てはまっていないか確認してみてください。
王道のED改善法
EDの初期症状を感じたら、早めに対処することが大切です。
以下では、王道のED改善法を解説します。
自信を持って性行為を楽しめるよう、ぜひチェックしてみてください。
EDの改善方法
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ED治療薬を活用する
EDを改善するには、ED治療薬の服用が第一選択です。
ED治療薬は深刻なEDでなければ使用してはいけないと思う方もいるかもしれませんが、軽度のEDの段階からでも適用できます。
むしろEDが重症化する前の対処法として、ED治療薬の活用は有効です。
ただし、ED治療薬は病院やクリニックなどの医療機関で処方してもらう必要があります。
今回の記事で紹介したEDの初期症状やセルフチェック法から、EDの可能性があると判断した場合は、勇気を出して通院してみましょう。
なお、当クリニックではED治療を専門にしております。
取り扱っているED治療薬は以下の通りです。
当クリニックで処方しているED治療薬
先発医薬品 | 後発医薬品(ジェネリック医薬品) |
---|---|
バイアグラ | バイアグラジェネリック |
レビトラ ※2022年10月をもって取り扱いを終了 |
レビトラジェネリック |
シアリス | シアリスジェネリック |
個々に合った適切なED治療薬を提案していますので、ぜひお気軽に当クリニックの医師に相談してみてください。
生活習慣を見直す
EDの初期症状は健康悪化の前兆といえるため、根本的にEDになりにくい身体作りを日頃から心掛けることが大切です。
特に食事・睡眠・運動といった基本的な健康法はEDの改善にも有効であるとわかっています。
ED治療薬とともに生活習慣を見直すことで、EDの改善が期待できます。
まとめ〜「もしかしてEDかも?」と思ったら専門医に早めの相談を〜
EDの初期症状や、自宅でできるセルフチェック方法について解説しました。
EDを放っておくと重大な疾患に繋がりかねないため、早めの対策を心掛けましょう。
EDの対策としては、ED治療薬の活用と生活習慣の見直しが大切です。
なかでも、ED治療薬の服用は手軽にED改善を行える一般的な方法です。
以前よりも勃起力が衰えたと感じる方は、できるだけ早めに病院やクリニックの医療機関で診療を受けてみてください。
なお、当クリニックにおけるED治療の流れは以下の通りです。
- 問診票の記入
- 医師による診察(問診)
- 医薬品の処方・お会計
診療から処方・処置まで、通常は約10分〜30分と短時間で完了します。
お会計と同時に院内で医薬品を受け取れるため、外部薬局の薬剤師にED治療を知られる心配もありません。
患者様のプライバシーを配慮した対応を心掛けているので、ぜひお気軽に相談してみてください。
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スタッフより
クリニックコラムをお読みいただきありがとうございます!
いかがでしたでしょうか、参考にはなったでしょうか?
いま、なんらかの症状でお悩みのそこのあなた!
一人で悩まず、まずはご相談ください。